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プロリーグ設立に関する記者会見 開催報告

2014年3月17日

プロリーグ設立に関する記者会見を実施


 公益財団法人日本バスケットボール協会(以下、JBA)は、3月15日(土)東京都内にて、プロリーグ設立に関する記者会見を実施いたしました。
 はじめに、記者会見前に開催された平成25年度臨時評議員会において、次期会長候補者に指名された深津 泰彦会長職務代行より、今後の運営についての所信表明挨拶がありました。
 次に、丸尾 充副会長より、2月11日のJBA理事会において承認されたPリーグならびにリーグ構造検討プロジェクト答申について、答申の内容や今後の進め方について説明を行いました。

【プロリーグ設立に関する答申概要】
(1)2016-2017シーズンからトップリーグ(PリーグならびにAリーグ)をプロリーグとして運営する。
(2)2016-2017シーズンから全国リーグの構造を3階層とし、Pリーグを全国リーグ1部(トッププロリーグ)、Aリーグを全国リーグ2部(育成プロリーグ)、Bリーグを全国リーグ3部(普及オープンリーグ)とする。

【登壇者コメント】
●公益財団法人日本バスケットボール協会 会長職務代行 深津 泰彦

「本日、私は評議員会において会長候補者に選定いただきました。ここ数年間、執行部の責任を担ってきた者の一人として、皆様方のご期待に充分お応えできて来られなかったのではないかという忸怩たる想いもあります。正式にご推挙いただきました以上、決意を新たに諸課題に取り組み、日本バスケットボール協会及び日本バスケットボール界の発展の為に全力を尽くす所存であります。
 JBAとして、特に、かねてより懸案事項として取り組んでおります、①JBAの改革、②男子強化の取り組み、③リーグのプロ化の3点をはじめ、諸課題の解決や目標の実現に向けて邁進していく所存でありますし、その道筋をつけることが、私に課せられた責務であり使命であると決意を新たにしている次第であります。
 皆様には、何卒引き続き宜しくお願い申し上げます。」

●公益財団法人日本バスケットボール協会 副会長 丸尾 充
「2月11日のJBA理事会で、トップリーグであるPリーグの答申を提案・承認いただきました。ご存知の通り、一昨年のJBA理事会においてNBL設立の承認をいただきましたが、その際、2015年を目途にPリーグ(先端推進リーグ)を設立することを付け加えて承認いただいた流れです。
 そして今回、そのPリーグをプロリーグにすることをJBAとして決断いたしました。トップリーグをプロリーグとする目的ですが、改革・発展を目指し、子どもたちに夢を与え、選手の意識を変え、バスケットボールをビジネスとするにはプロリーグ化することが最善の選択肢であると判断いたしました。
 スケジュールイメージとしては、2014-2015シーズン、2015-2016シーズンは既存リーグで行い、2016-2017シーズンからプロリーグの設立となります。参加チームの決定は、開幕の1年前である2015年6月を予定しております。
 なお、参加チームの決定にあたっての具体的なリーグの中身の検討につきましては、今後参加を希望するチームで構成される「プロリーグ検討会議」を設けて論議していく予定です。従いまして、これから同会議への参加をNBL/NBDL/bjリーグ各チーム及びプロリーグ参加検討チームの代表者に募り、プロリーグの細かい部分を論議して成案を作成していく所存です。」