公益財団法人日本バスケットボール協会

　当協会(JBA)では、将来のトップリーグ担当やFIBAレフェリーを目指した審判員を育成することを目的に、去る3月16日(木)、23日(木)の2日間、28歳以下のJBA公認B級審判ライセンス保有者を対象に「U28ヤングオフィシャルズキャンプ(YOC)」をオンラインで開催いたしました。

　3月12日(日)に開催された天皇杯ファイナルを担当した審判クルーが講師を務め、審判活動を始めたきっかけ、トップリーグ担当審判員やFIBAレフェリーになるまでの過程をはじめ、天皇杯ファイナルへ向けた準備や試合でのコミュニケーション、判定について質疑応答も交えながら研修を行いました。受講された約160名の皆さんは、緊張感と柔和な雰囲気が入り混じるなかで講師へ積極的に質問し、また講師からの質問にもそれぞれの考えをしっかりとお話しされていました。受講者の皆さんにとって、普段の審判活動について振り返り、また審判員としての将来の姿を具体的にイメージする機会となったようです。

　つきましては、本研修の内容等に関し、以下のとおりご報告いたします。

 
■U28ヤングオフィシャルズキャンプ(YOC)　開催概要

【参加講師】
上田 篤拓 (JBA審判グループ シニアテクニカルエキスパート / FIBAレフェリーインストラクター)
加藤 誉樹 (JBA公認プロフェッショナルレフェリー / JBA公認S級審判員 / B.LEAGUE担当審判員)
漆間 大吾 (JBA公認プロフェッショナルレフェリー / JBA公認S級審判員 / B.LEAGUE・Wリーグ担当審判員)
大河原 則人 (JBA公認S級審判員 / B.LEAGUE担当審判員)
加納 康平 (JBA公認S級審判員 / B.LEAGUE担当審判員)

【内容】
①トップリーグ担当審判員、FIBA レフェリーへの道のり
②天皇杯ファイナルのレビュー
　・プレーコーリング
　・メカニクス
　・試合の準備、振り返り方法
　・コール・ザ・オヴィアス
　・コミュニケーション
③質疑応答　ほか