審判をはじめよう!
バスケットボールのゲームには、プレーヤーをはじめ、コーチ、テーブルオフィシャルズ、運営スタッフなどいろいろな方々が関わっています。
審判もその一員として、コート上で正しくゲームを進めていくという大切な役割を担っています。
みなさんも審判員としてコートに立ってみませんか!
◆E級ライセンスをとろう
基本的なルールやゲームの進め方について「eラーニング」で学ぶことで、E級審判ライセンスを取得することができます。
<JBA公認E級審判ライセンス取得eラーニング講習 学習内容>
イントロダクション
【第1章】基本のルール
【第2章】審判のシグナル
【第3章】審判の動き(メカニクス)
【第4章】ゲームの進め方
【第5章】その他の事項(ルール変更等)
ルールテスト(20問)



◆ライセンス登録をしよう
E級取得eラーニング講習に合格をしたら、JBA公認ライセンス審判員として「登録」をします。
登録をすることでライセンスが有効になり、審判員として所属する「都道府県バスケットボール協会※」が確定します。
※所属都道府県:原則、在勤・在学または在住する都道府県とすること。
◆審判の服装を準備しよう
審判員として活動する場合、以下のようなものが必要になります。
・審判ウェア(JBA認定の審判用のシャツ、黒色の長ズボン、黒色のソックス)※1
・審判シューズ(黒色)※2
・ホイッスル(笛)
・公認審判員証(審判ワッペン)※3
※1 原則夏季のゲームに限り、JBA 公認の「セカンドユニフォーム上下」の着用を可とします。(競技規則45条6)
※2 審判シューズの底面(ソール)の色、色のついたデザイン上のラインの有無、メーカーロゴマーク等は、全体の黒色が不明確にならない程度であれば黒色以外でも差支えありません。
※3 審判の登録手続きを完了するとJBAより郵送されます。審判を行う際は常に身につけてください。
公式大会で着用する審判ウェアに関する不明点は、大会主催者へお問い合わせください。

◆審判活動をはじめよう
E級審判ライセンスを取得した方は、審判活動を行うために以下のような方法があります。
▼チームの帯同審判員として大会に参加する。
チームが大会に参加する際に「帯同審判」として申請するなど、チーム代表者と連携しましょう。
▼都道府県協会、市区町村等が主催する初級研修会に参加する。
審判として所属する都道府県協会・地区・カテゴリーが主催する審判研修会に積極的に参加して、実際に審判をする機会を増やしていきましょう。
▼活動をするカテゴリーの担当者に連絡を取り、都合状況を申請する。
各大会への審判員の派遣は、地区・カテゴリーの審判担当者が調整を行います。大会への審判協力について、ご自身のご都合のつく日程などを担当者へお知らせください。
◆ライセンスアップをしよう
E級審判としてコートに立つ機会が増えてきたら、上位のライセンス取得にチャレンジしてみましょう。
大会によっては、実技講習をクリアした、より実践的な審判経験のある「D級ライセンス」が必要な大会もあります。
審判は、経験と知識を積み重ねながら一歩ずつ上達していきます。いろいろなゲームを経験するほどに、審判の面白さを感じることができます。
スキルアップをしてたくさんのゲームに参加しましょう。

C級・D級取得講習会は講習会主催者となる都道府県審判部門にて企画・運営・管理を行っております。
講習会の開催スケジュール、申込方法などは、所属の地区・カテゴリー担当者までお問い合わせください。
◆U18審判員
「プレーヤーをしながら審判の勉強をしたい」「チームのマネージャーをしながらチームのために審判をしたい」「部活に入っていない、プレーヤーはしていないけど引き続きバスケに関わりたい」という、中学生や高校生(U18世代)の審判員が増えています。
ルールを学び理解を深めることは、プレーヤーとしての成長にもつながり、チームを支えるマネージャーにも大変役に立つ知識となります。
また、プレーヤーだけではなく、同じコートに立ち、バスケットの魅力を直に感じることができる審判の活動に興味・関心を持つ方々も増えてきました。
JBAでは、U18世代の皆様のルールの理解促進・ライセンス取得推奨のため、B級以下のライセンス受講料、登録料を一般の方よりも低く設定しています。
そのため、E級からD級、C級へとより上位のライセンス取得にチャレンジしやすくなっています。
※U18:当該年度開始日(4月1日現在)において18歳未満(小学生不可)。

<ここがポイント> 同年度内に上位ライセンスに昇格した場合、登録料は差額分の納付となるため、U18審判員については、上位資格の登録料は実質無料となります!