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バスケットボール男子日本代表チームに関する記者会見報告および長谷川健志ヘッドコーチの退任について

2016年12月1日

今後の男子日本代表チームの強化活動について説明する東野 智弥 技術委員長

3シーズン、男子日本代表チームのヘッドコーチを務めた長谷川 健志氏

 当協会(JBA)は、本日12月1日(木)都内にて、バスケットボール男子日本代表チームに関する記者会見を行い、男子日本代表チームの長谷川健志ヘッドコーチの11月末日付での退任を発表いたしました。
 なお、後任は現在調整中のため、ヘッドコーチ不在の間の男子日本代表強化活動につきましては、11月より技術委員会アドバイザーとしてセルビアから来日中のルカ・パヴィチェヴィッチ氏、および同委員会スポーツパフォーマンス部会長の佐藤晃一を中心に実施いたします。
 つきましては、下記のとおりご報告いたします。

 
【バスケットボール男子日本代表チームに関する記者会見報告】

■東野 智弥 JBA技術委員長 コメント要旨
 長谷川ヘッドコーチには、2014年4月の就任以来、同年のアジア競技大会で 20年ぶりの銅メダル獲得にチームを導き、その後もリオデジャネイロオリンピックのアジア予選で18年ぶりのベスト4進出、さらには世界最終予選出場など、その手腕を発揮していただき、男子日本代表チームの着実なステップアップに貢献していただきました。
 ご存じのとおり、我々は2020年東京オリンピックの開催国枠が保障されていない状況にあり、2019年のFIBAワールドカップ、そして2020年へ向けて、抜本的な体制改革や強化などをスタートさせています。男子日本代表の強化についても、世界最終予選終了直後からさまざまな検討を重ねてきました。
 そのような中、目前の一戦一戦での結果を求めることはもちろん、中長期的な視野に立って今後の男子日本代表強化を進めていくにあたり、任期途中ではあるものの、ここから男子日本代表が世界に向けて新たにスタートを切るという趣旨にて、この度、ご勇退の決断をいただいたという経緯です。
 我々は長谷川ヘッドコーチのご尽力に感謝し、また今後もさまざまな面でサポートしていただけるものと期待しておりますことを、最後にあらためて申し添えさせていただきます。

■長谷川 健志 氏 コメント要旨
 この度、昨日(11月末日)付で、男子日本代表チームのヘッドコーチを退任させていただきました。
 この間、FIBA(国際バスケットボール連盟)の制裁、Bリーグの開幕なども含め、激動の時間のなかで、私なりに精一杯努力をしてきました。また、リオデジャネイロオリンピックの出場は叶いませんでしたが、アジアベスト4へ返り咲きを果たすなど、一歩ずつではありますが、着実にチームをステップアップさせることができたと考えています。選手・スタッフとともに良き思い出も作らせていただき、大変感謝しています。
 その点で、正直に言えば道半ばでの退任となり残念ではありますが、2019年FIBAワールドカップ、2020年東京オリンピック、そしてそれ以降を見据えた長期的な視点での体制刷新ということで、私自身としても退任を承諾いたしました。今後は一バスケットボール指導者として選手・後進の指導に携わっていくとともに、今後の男子日本代表の成長と活躍を見守っていきたいと思います。
 最後になりますが、この間ご支援・ご声援いただきましたファンの皆さまをはじめ、関係各位にお礼を述べて、退任のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

 
■今後の男子日本代表チーム 強化活動について

 2020年東京オリンピックに向けて男子日本代表チームがリスタートを切った一方で、過日、国際バスケットボール連盟(FIBA)より新競技フォーマットが発表されました。それによると、2019年のFIBAワールドカップが事実上のオリンピック予選であり、オリンピックの開催国枠の保証がない現状では、ワールドカップ出場は2020年に向けた必達の条件です。
 
 新フォーマット最大の特徴は、「Bリーグ期間中にワールドカップ予選が継続的に実施される」ことであり、男子日本代表にとっては、メリット・デメリットの両面をはらんでいます。
 メリットはリーグ期間中であることより、そのときに調子のよい選手を見極めて招集できること、一方のデメリットは、ケガなどの不測の事態が起こり得ることです。
 
 そこで、今後の男子日本代表チームの強化活動においては、以下の3点を原則として、強化活動を計画・実施していきます。
(1) どのような状況においても勝ち抜くべく、広く選手を招集し「代表選手枠」を競い合わせる
(2) 日本代表候補重点強化選手を選出し、強化合宿を毎月実施する
(3) 眼前の勝利の追求とともに、中長期的な視点に立って、年齢を問わず選手を選出する

 
 世界へ羽ばたくためには、我々の日常を「世界基準」にすることが必要です。
 合宿から世界基準の意識とプレイを求め、目標を選手・各Bリーグクラブ関係者と共有し、FIBAワールドカップ、そしてオリンピックへ向けた準備を戦略的に構築していきます。

 
■男子日本代表候補 強化合宿の予定

2016年12月、2017年1月:
約25名ずつのグループで、各グループ1回/月で合宿を実施。

2017年2月 第2週(B.LEAGUE 中断期間):
12~16名のメンバーで合宿を行い、国際強化試合に臨む。

※日本代表候補重点強化選手については決定次第、後日発表
※国際強化試合:2月10日(金)・11日(土) *対戦相手、開催地は調整中