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東京2020オリンピック競技大会 バスケットボール競技 5人制・3人制の全カテゴリーでオリンピック出場権獲得のご報告

2019年3月31日

日本時間31日深夜1時過ぎ、現地の三屋会長 (中央) からテレビ電話で吉報が届き、喜ぶ西井副会長、大河副会長、女子日本代表・髙田真希選手、大神雄子JBAアンバサダー (写真左から)

(写真左から) 大河副会長、大神雄子JBAアンバサダー、女子日本代表・髙田真希選手

 本日3月30日 (土) (※現地時間/日本時間31日未明)、アフリカ・コートジボワールにおいて国際バスケットボール連盟 (FIBA) のセントラルボードが開催され、来年に迫った東京2020オリンピックの開催国枠の採用・不採用に関し、5人制男女、3人制 (3×3) 男女の各種別について決議が行われました。

 その結果、5人制男女、3人制男女の全 4 カテゴリーについて、開催国枠の適用が正式に決定し、東京 2020 オリンピックへの出場権を獲得いたしましたので、以下のとおり、ご報告いたします。

 東京2020オリンピックでの活躍を期し、スタッフ・選手一丸となって今後さらなる強化に努めます。皆様のご声援をよろしくお願いいたします。

 
【FIBAセントラルボード開催期間】
2019年3月30日(土)~31日(日) @コートジボワール (※現地時間)

【東京2020オリンピック出場権獲得】
・5 人制男子:1976 年モントリオール大会以来 44 年 (11大会) ぶり 7 回目出場
・5 人制女子:2016 年リオデジャネイロ大会から 2 大会連続 5 回目出場
・3 人制男子:初出場 ※今大会より実施種目に採用
・3 人制女子:初出場 ※今大会より実施種目に採用


■JBA 三屋 裕子 会長コメント
「本日、バスケットボール日本代表 (男子/女子)、3×3 バスケットボール日本代表(男子/女子) の東京2020オリンピックへの開催国枠での出場が決定いたしました。
 2014年11月26日にFIBAからの制裁に関する通知を受け、資格停止から長期的な強化計画を策定し、各種目でのオリンピック出場を目指して参りました。バスケットボールに関するすべての種目において出場権を獲得できたことは大変喜ばしく、また誇らしく思います。これまで日本代表の活動に多大なるご協力をいただきました方々に、心より感謝申し上げます。
“バスケットボールで日本を元気にします” という理念を実現するため、東京2020オリンピックでの活躍を目指し、さらなるチーム強化に努めて参ります。
 引き続き、皆様方のご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」

■JBA 東野 智弥 技術委員長コメント
「本日のFIBAセントラルボードにおいて、東京2020オリンピックの開催国枠に関し、5人制、3人制のすべてのカテゴリーについて開催国枠付与が決定し、大変うれしく思います。これで、5人制男子はモントリオール大会44年ぶり、女子は前回のリオ大会に続き2大会連続の出場となります。3人制は東京大会からの新種目ですから当然男女ともに初出場となりますが、自国で行われる新種目に男女そろって出場できることが決まったことに、安堵しています。
 とはいえ、これで目標の一つはクリアしましたが、出場すること自体がゴールではありません。世界の舞台で、世界を相手に戦い、世界を驚かせるようなプレーを見せる――オリンピックまであと481日 です(※3月31日現在)。残された時間は限られていますので、今後、より一層、各カテゴリーのチームスタッフ、選手たちとともに強化に努めていきたいと思います。
 このオリンピック出場権獲得を機に、日本のバスケットボール界発展のために、ますます頑張っていきます。ファンの皆様も、ぜひバスケットボール日本代表チームに大きなご声援をいただきますとともに、その活躍にご期待ください。
“日本一丸” で戦いましょう。今後ともよろしくお願いします」