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公益財団法人日本バスケットボール協会 新役員 (理事・監事) 選任のお知らせ – 島田慎二会長をトップとした新体制が発足・始動 –
2025年9月27日

新会長に選任された島田慎二会長

就任記者会見の様子 (写真左:JBA島田慎二会長 / 右:同 渡邊信治事務総長)
当協会 (JBA) は本日 9 月27日 (土) 、都内にて2025年度 7 月-6 月期の定時評議員会を開催いたしました。今期は JBA の役員改選期にあたり、同評議員会にて新役員が選出された後、新役員により開催した臨時理事会において、新会長・新副会長が決定いたしました。
その結果、前 JBA 副会長の島田慎二氏 (B.LEAGUE チェアマン) が新会長に選任され、理事16名 (会長・副会長を含む)・監事 2 名による JBA の新体制が発足・始動いたしまたので、以下のとおりお知らせいたします。
※本日実施いたしました就任記者会見の模様は、明日夕方に JBA 公式 YouTube で公開いたします。
(*公開予定時間:9/28 18:00)
▼ JBA 公式 YouTube はこちら>>
■ 新会長プロフィール
〇氏名:島田 慎二 (しまだ・しんじ)
〇任期:2027年 9 月開催予定の JBA 定時評議員会終結のときまで
〇生年月日:1970年11月 5 日生まれ (54歳) *年齢は2025年9月27日現在
〇出身地:新潟県
〇最終学歴:日本大学 法学部 卒業
【略歴】 (*JBA および B.LEAGUE 関連から一部抜粋)
・2015年 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 理事
・2017年 同法人 副理事長 (バイスチェアマン)
・2020年 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 代表理事 CEO (チェアマン / 現任) / 公益財団法人日本バスケットボール協会 副会長
・2025年 公益財団法人日本バスケットボール協会 会長 (*本日就任)
▼ その他プロ―フィール詳細はこちら>>
■ 新役員 (理事・監事)
▼ 一覧表 (PDF 版) をご参照ください>>
■ 島田慎二 新会長コメント
本日、JBA 評議員会および JBA 理事会を経て JBA 会長に就任いたしました。まずは会長就任についてご報告いたしますとともに、前任の三屋裕子会長に「お疲れ様さまでした。ありがとうございました」 と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
私はこれまでも副会長として JBA に携わってきましたが、今後はより一層の重責を担うものと肝に銘じてその職務にあたり、皆様のご理解とご協力をいただきながらリーダーシップを発揮してまいりたいと思います。つきましては、これまで以上の叱咤激励をいただけますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。
ご承知のとおり、日本バスケットボール界の現状は三屋前会長をはじめとする歴代関係者の皆様、あるいは都道府県協会や関連団体の皆様の努力を礎とし、全国の登録者やファンの皆様、あるいはスポンサー各社の皆様のお力をお借りしながら、いま大きな発展を遂げようとしているところです。一方で、「まだまだこれから」 という課題や挑戦の可能性を多く残しているとも考えており、この10年ほどの下地作りの段階から、2030年の JBA 創設100周年、そしてさらにその後に向けた新たなフェースに入っていくべき時である、と確信しています。
私のセールスポイントは行動力と突破力、そして発信力であると自負しています。5 人制・3 人制の男女日本代表の強化、全国的な競技普及や育成事業、その他 JBS (Japan Basketball Standard) の理念に基づく様々な環境つくり等、これまで以上に全体的で幅広い視点をもって、より開かれた次代のバスケットボール界を目指す先頭に立っていく所存です。
皆様方におかれましては、一層のご理解とご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
「バスケで日本を元気に」――皆様とともに、ぜひ実現させていきましょう。
▼ 就任記者会見における配布資料 (会長就任あいさつ・マニフェスト) はこちら>>
■ 三屋裕子 前会長 退任コメント
本日開催した2025年度 7 月-6 月期 JBA 定時評議員会をもちまして、会長を退任いたしました。2016年 6 月に会長職に就いて以来、5 期・9 年 3 か月の長期にわたり、多くの皆様に支えていただきながら無事にこの日を迎えられたことにつきまして、感謝の気持ちとともに安堵の気持ちで一杯です。
2016年、私が前任の川淵 (三郎) 会長からその任を引き継ぐ記者会見で、「川淵さんが制裁という困難を乗り越え種をまいた新たな日本のバスケットボール界を、川淵さんが発揮してきた重機のようなパワー私にはないけれど、今度は自分がシャベルを持ってきめ細かく、着実に成長の芽を育てていきたい」 というようなお話をさせていただいたことを思い出します。
振り返りますと、コロナ禍での活動をはじめ、時に苦しかったり歯がゆい思いをしたりしたこともたくさんありました。それでも、どんなときでも私なりに最善を尽くし、それらを上回る喜びや充実感を感じてきた9年間でした。とりわけ、男女 5 人制と 3×3 の 4 カテゴリーすべてが東京オリンピックに出場を果たし、5 人制女子代表がオリンピック初の銀メダルを獲得したこと、また、3×3 の U23 女子代表が2019年の 3×3 FIBA U23ワールドカップで日本バスケットボール界史上初の世界一の座を得たこと、さらに沖縄で開催した FIBAワールドカップ2023で 5 人制男子代表が世界の強豪としのぎを削ってパリオリンピック出場権を獲得し、日本全体を巻き込んでの熱狂が起こったことなどは、昨日のことのように覚えています。
私がこれまで会長職を全うできたのは、各都道府県協会、関連団体、スポンサー各社様、メディアの皆様、そしてなにより日本中の多くのファンの皆様など、バスケットボールファミリーの皆様のおかげです。ここで改めて皆様に感謝の意を表したいと思います。
ありがとうございました。
今後の日本バスケットボール界は、島田慎二新会長の下、新たなフェーズに入ります。2030年には JBA 創設100周年という大きな節目も控えています。「バスケで日本を元気に」の実現に向け、“日本一丸” となってますますの発展を遂げていただくことを心より期待しています。
私は本日をもって JBA からは離れますが、一方で FIBA の役員の立場は引き続き務めていくことになります。これまでとはまた違った視点で、微力ながら日本のバスケットボール界のためにお役に立っていきたいと考えております。
皆様方におかれましては、今後も引き続き新生 JBA 並びに日本のバスケットボール界へのご声援・ご理解とご助力をお願いいたします。
重ねまして、本当にこれまでのご支援とご協力に心から感謝申し上げます。