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平成29年度(2017年度)全国マンツーマンディレクター会議 開催報告

2017年12月11日

全国マンツーマンディレクター会議の様子

 当協会では、「プレイヤーズファースト」を尊重した、目先の勝利に捉われない長期的視点に立った指導の推進をし、バスケットボールを楽しみ、打ち込める環境作りと、日本全体の競技力の向上を目指し、「アンダーカテゴリー(15歳以下)でのマンツーマン推進(=ゾーンディフェンス禁止)」に取り組んでおります。

 この度、12月9日(土)午後、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)にて、平成29年度(2017年度)全国マンツーマンディレクター会議を開催しました。2015年度よりマンツーマンの導入をはじめ、今回で3回目の全国マンツーマンディレクター会議となりました。会議ではマンツーマン推進の基本的な考え方の確認、これまで実施してきた中での課題等を踏まえた上での今後の運用における変更点の説明、各都道府県に対して行った実態調査結果(マンツーマン推進におけるプラス面と課題)の共有などが行われました。

 子どもたちがその年代で学ぶべき内容、身につけるべき技術を習得し、その後の基礎を作ること、選手個人個人を成長させていくことが育成世代では重要なことです。勝利を求めるあまりに行き過ぎた指導になったり、偏った戦術になったりということがなくなるよう、マンツーマンの推進、指導者育成等に引き続き取り組んで参ります。

 バスケットボールに関わる指導者、保護者を含めた関係者の皆さま方には本取り組みの趣旨をご理解賜りますようお願いいたします。

※今後の運用における変更点については、後日改めてお知らせいたします。