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第38回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 第3戦 エジプトに71-66で勝利し2連勝

2016年7月25日

チームディフェンスで勝利を呼び込む

スピードで相手を翻弄し、勝利を呼び寄せた#2富樫 勇樹選手

 「第38回男子ウィリアム・ジョーンズカップ」は3日目。昨年のリオデジャネイロオリンピックのアフリカ地区予選5位のエジプト代表と対戦。
 男子日本代表チームは、昨日のインド戦同様に、ディフェンスでプレッシャーをかけて流れを掴みます。しかし、オフェンスではフィールドゴール成功率38.4%とシュートが決まらず、点差を離せないままエジプトに追い上げられていきます。第4ピリオド開始早々に逆転を許しましたが、#2富樫 勇樹選手がスピードで相手を翻弄してリードを取り戻し、71-66で勝利。2連勝を飾りました。

 簡単にシュートを打たせないディフェンスが功を奏し、序盤は14-2と一気に点差を引き離していく日本。その後も粘り強いディフェンスは継続できていましたが、なかなか日本のシュートが決まらず。第2ピリオドは13点を挙げた日本でしたが、#27熊谷 尚也選手のブザービーター含め、3本が3Pシュートであり、合計で5本しか決められていません。第3ピリオドもシュート成功本数は5本。11点しか奪えず、エジプトに15点で上回られ、43-42と1点差まで詰められます。迎えた最終ピリオド、すぐさまエジプトにシュートを決められ逆転されました。

 「いつも打ってるところでなぜ打たない」。そうコーチ陣やチームメイトの#51田口 成浩選手からも指摘されていた#2富樫選手。「自分のプレイをしてなかったですし、思い切りの良さもなかった」と#2富樫選手自身も感じており、気持ちを切り替えて臨んだこの試合。交代して入った第1ピリオドから3Pシュートを決めて復活。第4ピリオドでは、持ち味であるスピードを生かし、チームの起点になりました。フィジカル強くボールを奪いにきても、しっかりドリブルでコントロールし、仲間につないでリードを広げていきます。「ようやくゲーム勘が戻ってきてくれた」と長谷川 健志ヘッドコーチを安心させた#2富樫選手の活躍もあり、71-66でエジプトを破り、勝利しました。

 開幕戦は第4ピリオドこそ点差を離されましたが、0-7となった序盤で試合が決まっていてもおかしくはありませんでした。今日のエジプト戦の第4ピリオドでも見られたように、悪い流れを自ら跳ね返す力がこのチームにはあります。長谷川ヘッドコーチは、「シンプルなことをしっかり頑張れる選手たちなので、大崩れすることはないのがこのチームの特徴です。試合毎に良いチームになっています。課題を克服しながらも、自分たちの良いところをしっかり出して戦ってくれています」と話しており、試合毎に成長し、日本全体の底上げを図る目標は今のところ遂行できています。

 3連戦を終え、明日は今大会唯一の休息日となります。#43永吉 佑也選手は、「今日の試合に勝ったことはチームとしても、日本にとっても収穫だと思いますが、いろいろ自分たちで考え直すのも必要です」と話すように、体を休めるとともに、この3試合で見えた課題を修正し、残る5連戦に備えます。

 次戦は休息日明けの7月27日(水)、17:00(日本時間 18:00)よりフィリピンと対戦します。フィリピンはマイティー・スポーツというプロチームが参戦。NBAでのプレイ経験を持つVernon MACKLIN選手とAl THORNTON選手をはじめ、それ以外にもNBA Dリーグやヨーロッパなど各国プロリーグを渡り歩いてきたアメリカ人6人を擁するプロ集団。昨日初戦を迎えたフィリピンはチャイニーズ・タイペイAチームを89-81で倒し、本日の韓国戦も86-65で圧勝し、インパクトを残しています。