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第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会 予選ラウンド第3戦 開催地・イランとの接戦を81-77で制し、予選半分を終え2勝1敗

2016年7月25日

2試合連続でチームトップの得点を挙げた#7杉本 天昇選手

最後、ファウルゲームに持ち込まれるも、落ち着いてフリースローを沈めた#4三上 侑希選手

 来年開催されるFIBA U-19世界選手権大会の出場権をかけた「第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会」は3日目。
 2日目を終え、グループBはレバノンとイランが無傷の2連勝、1勝1敗の男子U-18日本代表チームは、決勝トーナメント進出および予選を高順位で進むためにも、大事な一戦となる開催国・イラン戦を迎えました。試合は地元のファンで埋め尽くされた完全アウェイの中、男子U-18日本代表チームは粘りを見せ、81-77で逃げ切り、価値ある1勝を挙げました。
 つきましては、試合結果について下記の通りお知らせいたします。

 
■平成28年度バスケットボール男子U-18日本代表チーム
 第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会
 予選ラウンド第3戦 試合結果

◇2016年7月24日(日) 18:00~

男子U-18日本代表(2勝1敗) ○ 81-77 ● イラン(2勝1敗)
(26-25, 18-20, 13-9, 24-23)

【主な得点者】
#7  杉本 天昇 選手 24点(3Pシュート2本)、スティール4本
#14 西田 優大 選手 18点(3Pシュート4本)
#11 増田 啓介 選手 13点、9リバウンド
#4  三上 侑希 選手 9点(3Pシュート2本)
※BOXスコア⇒ http://fac-u18men2016.japanbasketball.jp/pbp_team?schedulekey=2131&period=18&site=2

【ゲームレポート】
 第1ピリオド、立ち上がり、イランは怪我から復調したエース#8AZARIがドライブ、3Pシュートでチームを牽引し、先手を取る。対する日本も#4三上の3Pシュートで勢いに乗ると、開始5分、相手のチームファウルが5つ目に達し、ボーナススローで11-11と追いつく。日本は#8伊藤のスピードドリブルからのレイアップ、#14西田の連続3Pショットでオフェンスのリズムを掴むものの、ファストブレイクを得意とするイラン#5DERを止めることが出来ず、点の取り合いが続く。26-25、日本が1点リードして第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、イランはシューター#9JAFARIのミドルショット、センター#18KHANDANPOORのドライブで確実に得点につなげる。しかし日本も、#7杉本と#10シェーファーが相手のファウルを誘い、落ち着いてフリースローを決め、均衡した展開となる。残り4分、イランはエース#8AZARIの力強いドライブと#18KHANDANPOORのダンクショットを沈め、一時8点差(34-42)をつけられるが、日本も#7杉本、#11増田の2人が、ファストブレイクで得点を挙げて追い上げる。44-45、一進一退の攻防が続き、日本が1点ビハインドで折り返す。

 第3ピリオド、両チームともにシュートが決まらず、開始1分半ノーゴール。イラン#18KHANDANPOORがファウルをもらい、フリースローを2本沈めて点が動くと、日本も#14西田が3Pシュートを沈め、一歩も譲らない。その後、こう着状態が続くが、イランは#8AZARIと#11SAMADIがドライブを決めてリードを広げるのに対し、日本も#7杉本のミドルシュート、#12増田のミドルシュートで流れを渡さない。一進一退の攻防が続く中、終盤に日本の#7杉本が3Pシュートを連続で決め、57-54と逆転に成功し、最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、日本はディフェンスをマンツーマンからゾーンに切り替え、#10シェーファーのミドルシュート、#4三上の3Pシュートで8点差に広げる。たまらずイランはタイムアウトを要求。しかし日本の勢いは止まらず、#12西野のバスケットカウント、2本連続でスティールからの速攻で7点連続スコアを挙げ、15点差に広げる。イランは2回目のタイムアウトを取ると、反撃開始。#18SKHANDAPOORのインサイドでの連続得点、#14REZAEIの合わせのプレイで粘りを見せると、10点差まで追い上げ、イランはファウルゲームに持ち込む。残り1分を切り、イランは#11SAMADIの3Pシュート、#7SHARAVESHが3Pシュートファウルで得たフリースローを3本とも決め、78-74の4点差。残り5秒では80-77の3点差まで追いつかれるが、最後は日本#4三上が落ち着いてフリースローを決め、タイムアップ。81-77、日本が接戦を制し、開催国のイランに勝利した。

 次戦、1日休息日を挟み、7月26日(火)10:00(現地時間)より、予選ラウンド第4戦をレバノンと対戦する。