ニュース

平成28年度男子U-19日本代表チーム 第4次強化合宿 開催報告

2017年1月24日

初招集でチャンスを得た190cmビッグガードとして期待される二上 燿選手 (北陸高校 2年)

「チャンスをつかめるかどうかは自分次第」と気持ちを強く持って臨んだ吉井 裕鷹選手 (大阪学院大学高校 3年)

 平成28年度バスケットボール男子U-19日本代表チームは、1月20日(金)~22日(日)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて、第4次強化合宿を実施しました。
 「JX-ENEOS ウインターカップ2016」「オールジャパン2017」を経て、約1ヶ月半ぶりの合宿となります。期間が空いたことで、「最初は忘れてしまっていることもありましたが、しっかり思い出して対応してくれました」とトーステン・ロイブル ヘッドコーチは話しており、さらにディフェンスのオプションを追加する合宿となりました。

 今年7月1日(土)よりエジプト・カイロで開催される「2017 FIBA U-19男子バスケットボール世界選手権大会」まで、あと半年を切っています。
 ロイブル ヘッドコーチは、「今まで積み上げてきたものを、しっかり安定させていきたいです」と話し、精度を上げることを求めています。同時に、「まだトライアウトの時期」であり、昨年11月末に行われた男子U-18日本代表チームのエントリーキャンプでロイブルヘッドコーチに評価された二上 燿選手(北陸高校 2年)を新たに招集。「ポイントガードとしては身長が高く、シュートも得意なのでそこでアピールしようと思っていました」と初合宿に臨んだ二上選手は、約1年前にフォワードからコンバートした190cmのビッグガード。タフショットを決め合い、4回のオーバータイムまでもつれこんだ激しいスクリメージの勝負を決めたのは二上選手のジャンプシュートでした。コーチや仲間たちの信頼を勝ち得るアピールとなりました。

 しかし、昨年の「第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会」出場メンバーが主軸となり、初招集された選手は覚えなければいけないことが多く、時間もありません。「このチームは昨年から継続しており、初めて参加した選手はシステムを1から覚えていかなければならないです。でも、持っている力の素晴らしさは認めており、このチャンスをぜひ活かしてほしいです」とロイブルヘッドコーチは期待しています。

 昨年10月から新たなメンバーを加えて始まった男子U-19日本代表チームの強化合宿ですが、今合宿に呼ばれなかった選手もいます。試合中に脳しんとうを起こし、今月ようやく復帰したばかりの吉井 裕鷹選手(大阪学院大学高校 3年)は、思うような動きが初日はできませんでした。「声を出すことと自分のプレイをしっかり出すことが自分のやるべきことです。また、自分やコーチが望んでいることをやるのは当たり前であり、それ以上できればメンバーに残れると思っています。だが、このままではかなり厳しいです。チャンスをくれただけありがたいですし、そのチャンスをつかめるかどうかは自分次第です。しっかり結果を求めていきたいです」と気持ちを強く持って合宿を乗り切りました。

 「アジアで準優勝したのは偶然ではなく、常にハードワークしており、何よりもゲームIQが高い選手たち」と男子U-18日本代表チームから継続する選手たちに対するロイブルヘッドコーチの信頼は厚いです。現在アメリカのプレップスクールで頑張っているシェーファー アヴィ幸樹選手(ブリュースターアカデミー)以外は全員残っており、そのシェーファー選手も本戦出場に向けて期待される一人です。

 改めてロイブル ヘッドコーチは、国内で通用しているプレイは世界では通用しないこと、簡単にブロックされてしまうことを選手たちの意識にすり込みながらマインドセットを行なっています。「常識を変えて臨まなければならない」と選手たちに伝え続け、世界で勝てるチームを目指し、強化を進めています。
 次回は、2月24日(金)~27日(日)に第5次強化合宿を行います。

※活動の様子はフォトギャラリーにてご覧ください。