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2019年度JBA公認C・D級コーチ養成講習会 開催報告

2019年6月4日

「グッドコーチの要素」に関する講習

グループで共有した考えを発表する様子

 当協会(JBA)では、5月29日(水)から6月2日(日)にかけて、東京都内にて、トップリーグの選手を中心としたJBA公認D級及びC級コーチ養成講習会を開催しました。

 JBA公認C・D級コーチ養成講習会は、本来であれば各都道府県単位で開催されますが、トップリーグに所属する選手やスタッフはシーズンの関係上、都道府県協会開催のコーチ養成講習会に参加することが難しいため、トップリーグのオフシーズンに合わせて2017年度よりJBA主催にて特別開催し、今回で3回目の開催となりました。

 D級では「バスケットボールにつながるウォーミングアップ」「得点をとる技術」「リバウンド」「1on1」など、個の育成に必要な基礎的な内容を学びました。C級では「伝え方と質問の仕方」「GROWモデルを用いたコーチング実践」「コンディショニング(フィジカル・メンタル)」「スペーシングの基本」「トランジションオフェンス」「チームディフェンスの基本」「ハーフコート2on2」「ハーフコート3on3」など、主にチーム作りに必要な基礎的な内容について学びました。

 各受講生とも、自分自身の考え方を述べたり、議論を交わすなどして、各テーマに対する学びを深めることができ、選手としても非常に参考になったという声も多くありました。また、普段はなかなか接することのないB1、B2、B3、WJBLの選手の交流もあり、とても充実感のある講習会となりました。

 現在JBAの指導者養成でテーマとしている「学び続ける(=成長し続ける)」は、選手であってもコーチであっても、また運営サイドであっても共通するものだと考えています。今回の講習会で、運営サイドでも受講生の皆さんの取り組みから多くの“気づき”“学び”がありました。これを生かして今後もよりよい講習会の開催、指導者養成に取り組んでいきたいと考えます。
 今後ともJBAの取り組みについて、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。