公益財団法人日本バスケットボール協会

オンラインコースの様子

　当協会 (JBA) では、6 月 2 日 (水)～6 日 (日)の 5 日間にわたり、トップリーグ関係者向けの JBA 公認 D 級コーチ養成講習会および JBA 公認 C 級コーチ養成講習会を開催しました。
　トップリーグのプレーヤーにとってはセカンドキャリアとしてコーチとしての道がありますが、長期にわたるリーグのシーズンがあり、なかなか講習会に参加できる機会がないことから、2017年度よりトップリーグ向けの講習会を特別に開催しています。
2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で開催が中止となってしまいましたが、今回はオンラインでの開催を行いました。
(昨年度時点ではオンライン開催ができる状況ではありませんでしたが、オンライン用の教材開発等を進め、2020年10月以降オンラインでの講習会の開催ができるようになりました)

　B 1・B 2・B 3の各クラブおよび W リーグの各チームより、D 級、C 級それぞれ40名ほどがオンラインコースの講習会に参加しました。
　オンラインでの開催にはいくつかの制約や難しい点もありましたが、その中でも様々な課題に対して意見を出し合ったり、グループごとにワークを実施して発表するなど、充実した講習会となりました。
　また、トップレベルの現役プレーヤー、元プレーヤーなどが参加していることもあり、通常の講習会ではなかなか出てこないスキルや考え方などが共有されていたことがトップリーグ向けならではの内容となっていました。
　
● 受講生コメント
・コロナ渦の中でも、違う形で講習に参加できたことが嬉しかったです。 オンラインのメリット、デメリットはありますが、十分理解できたと思います。
・トップのカテゴリーに関わる方々との講習会であったので大変勉強になりました。しかし、オンラインでの実施でしたので難しさもありました。シュートフォームの指導などはとても難しく感じました。
・講習が始まる前は、資格を取るための真面目な勉強会だと思っていました。しかし始まってみると、皆さんとてもフレンドリーで、とても楽しく意見を伝え合うことができました。また、プロのリーグでプレーをしている方がたくさん参加しており、プロ目線での意見を聞くことができてとても充実した時間になりました。講習が終わるのが、少し寂しいと感じたくらいです。体育館で皆さんと顔を合わせて講習を受けてみたいと思う気持ちもありますが、オンラインならではの方法を考えてくださり、本当にありがとうございました。
・初めての講習がオンライン形態となり、不安がありましたが講師の方々もとても丁寧で、発表したことに対してコメントもつけてくださっていたので、話しやすかったです。