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ジュニアオールスター2015 2日目終了 決勝トーナメントは4強が出揃い、明日いよいよ日本一が決定

2015年3月29日

大きな声援に後押しされ準決勝進出を決めた開催地・東京A

男女ともに準決勝進出を決めた埼玉県(右)

 「東日本大震災復興支援 第28回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2015」(以下ジュニアオールスター)は2日目を迎え、昨日の予選リーグを勝ち上がった男女各16チームによる決勝トーナメントがスタート。第1試合から激しい試合が続きました。

 女子1回戦、Dコート第1試合の埼玉県vs三重県は、土壇場で埼玉県が同点に追いつき、41-41のまま延長戦に突入。3分間の延長戦でも決着はつかず、2度目の延長戦までもつれ込み、最後は埼玉県がリードし56-51で勝利。最後まで諦めずに戦い抜いた両チームに温かい拍手が送られました。同じ関西地区同士の対戦となった兵庫県vs大阪府。こちらも接戦となりましたが、54-50で制した大阪府が準々決勝へ進み埼玉県と対戦。2回の延長を戦い抜いた埼玉は疲れを感じさせずに、50-46で大阪府を下し、準決勝進出を決めました。

 北海道の追い上げを振り切り、50-49の1点差で初戦を突破した茨城県は、神奈川県と準々決勝で対戦。今度は茨城県が追い上げを見せましたが、一歩及ばず、64-54で神奈川県が勝利を収め、4強入りを決めました。1回戦で東京B、準々決勝で山梨県を破った宮城県は初の準決勝進出。女子4強残り1チームは、東京Aと愛知県の優勝経験ある強豪同士で争われ、43-41の2点差で東京Aが勝ち進みました。

 男子は2連覇を目指す大阪府が、1回戦を48-39で山梨県に勝利し、続く準々決勝では秋田県にも70-45で順当に勝ち上がっています。終盤に静岡県に追い上げられながらも、52-47で勝利した岡山県。続く準々決勝は、7度の優勝を誇る福岡県を相手に62-58で勝利し、11年ぶりの準決勝進出を果たしました。三重県、山口県を破った埼玉県は唯一、女子とともに4強入り。前々回の準優勝チーム沖縄と同優勝チーム神奈川県に勝利した愛知県が、初の準決勝進出を決めました。明日の準決勝の組み合わせは以下の通りです。

男子準決勝 《トーナメント表を見る》
愛知県 vs 岡山県
大阪府 vs 埼玉県

女子準決勝 《トーナメント表を見る》
宮城県 vs 埼玉県
神奈川県 vs 東京都A

 いよいよ明日、日本一が決まります。男子は2連覇を目指す大阪府、埼玉県はアベック優勝が期待され、男子は愛知県と岡山県、女子は宮城県が制せば初優勝となります。明日も、会場となる東京体育館や応援.comでの無料動画配信で、都道府県対抗戦による日本一決定戦の行方をお見逃しなく。