ニュース

平成27年度女子U-16日本代表チーム 第1次強化合宿開催報告

2015年5月18日

選手たちに国際大会でのプレイの違いを説く一色 建志ヘッドコーチ

ジャンプシュートを打つ藤本 愛瑚選手(桜花学園高校 1年)

 本年8月2日(日)よりインドネシア・メダンにて開催される「第4回FIBA ASIA U-16女子バスケットボール選手権大会」へ向け、平成27年度バスケットボール女子U-16日本代表チームは、5月15日(金)~17日(日)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第1次強化合宿を実施しました。

 前回合宿が行われたのは昨年度末。中学3年生だった選手たちは高校生となり、新しい環境に慣れることや覚えることが多くなってきています。そのためもあり、「前回の合宿を終えた時にも、『ちゃんとここで習ったことを覚えて、次の合宿の時はスムーズに入れるようにしておきなさい』と言っていたのにも関わらず、やっぱり忘れていました」と、一色 建志ヘッドコーチは言います。これまでの経験を振り返ってみても、「今回は忘れてくることも想定内です」と言います。1日目は前回合宿の復習を行い、2日目以降はゾーンディフェンスの練習などを行いながら、日本代表が目指すスタイルを積み上げていきました。

 現在、国際バスケットボール連盟(FIBA)の資格停止処分中により国際交流試合が禁止されています。合宿中は技術指導もさることながら、国際大会へ向けて意識を変えたり、相手をイメージさせながら、いかにして準備をするかが大事となります。一色ヘッドコーチは、「いくら練習中に相手は195cmが来るぞ、と言っても選手たちにはピンとこないかもしれません。本番で韓国のゾーンや、オールラウンドでくるチャイニーズ・タイペイのスタイルに翻弄されないためにも、分かりやすく説明していますが、こればかりは実戦で経験していくしかありません。今はビデオを見せたりしながら、自覚してもらえるようにしています」と話しており、海外遠征ができない中でもできる限りの準備をしながら強化を進めています。

 シュート力が期待される藤本 愛瑚選手(桜花学園高校 1年)は、「大きい選手とマッチアップするときに、外から打ってばかりいると簡単にマークされてしまうので、ドライブからジャンプシュートを打ったり、そのままゴールに切れ込んだりするように工夫しています」、ポイントガード(PG)の笠置 晴菜選手(昭和学院高校 2年)は、「突き出しのドリブルの時に、国際試合ではトラベリングを吹かれることが多いと言われ、その後は意識してプレイするようになりました」とそれぞれ話すように、選手たちもイメージを膨らませながら練習に励んでいました。

 現在、タスクフォースの方々が制裁解除へ向け、ご尽力いただいております。高橋 雅弘女子代表チーム委員長は、「日本バスケ界が変わろうとしており、制裁解除された後の最初のFIBA大会がこの女子U-16日本代表チームです。多くの方に注目されているわけですから、FIBA U-17世界選手権の出場枠を取るだけではなく、ぜひ金メダルを目指して頑張りましょう」と激励を送りました。

 次回は6月23日(火)から第2次強化合宿の開催を予定しています。「一段レベルを上げて、次の合宿に来るときにはしっかり自覚してきてくれると期待しています」と一色ヘッドコーチが話すように、新生活も落ち着きつつある選手たちは今合宿で学んだことを継続し、次回合宿時には更なるレベルアップを目指します。