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第26回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権大会 6日目(休息日) ハヤブサジャパン 女子日本代表チームは本日の休息日を有効活用し、“勢い”を増して準決勝へ

2015年9月3日

最後に笑顔になるためにも、あと2勝!

三谷 藍選手は豊富な経験を生かし、気付いた点をアドバイス

 「第26回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)」は6日目。予選ラウンドを終え、本日9月3日(木)は決勝トーナメントへ向けて調整を行う休息日。ハヤブサジャパン 女子日本代表チームは午前にトレーニング、午後にメインアリーナで2時間練習し、明日9月4日(金) 18:30(現地時間 17:30)に行われる準決勝・チャイニーズ・タイペイへ向けた準備を行いました。また、連戦による疲労をしっかり癒し、リフレッシュすることも大事な仕事です。

 8月29日(土)からスタートしたリオデジャネイロオリンピック アジア地区予選。開幕戦はライバル・韓国を接戦の末に破り、好スタートを切ったハヤブサジャパン。乗り越えねばならない宿敵・中国戦はラスト3秒、#12吉田 亜沙美選手が逆転シュートを決めて勝利。しかし、その他の試合は思うように点差を離せなかったり、苦戦を強いられる場面も見られ、昨日のタイ戦も反省点の多い試合となりました。

 2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピックへの出場権を懸けた予選を経験し、夢を叶えられなかった悔しさを胸に、3度目のオリンピックアジア地区予選に挑む#4三谷 藍選手。これまでは主力として活躍し、格下相手の試合は休む側に回っていましたが、今回は逆。「中国や韓国戦ではプレイタイムは無く、インドやタイ戦でしかアピールできない状態です。それでも、試合に出た時に自分のプレイができるように準備はしています」。95-43と大差をつけて勝利したタイ戦でしたが、「中国戦のような集中した試合ができた状況であれば、そのまま優勝まで行けると思っていましたが、今日は控えメンバーが内容の良くない試合をしてしまい、少し不安ですし申し訳ないです」と表情を曇らせていました。

 大会前、出場時間が少ない分、「プレイだけではなく他のことでもチームを支える仕事を見つけていきたい」と#4三谷選手は話していました。予選ラウンドはフリースローの確率が60%と振るわない状態の中、中国戦の前に行われたチームミーティングでは、「大事な試合ではフリースローでの1点が非常に大事になってくる。自分のフォームでしっかり決められるようにしよう」と、事ある毎に気付いた点を伝えています。若返ったハヤブサジャパンに対し、「もっとできるのにもったいないという思いや、少し変えればもっと良くなるのにと思うことがある」からこそ、アドバイスする#4三谷選手。これまであと一歩でオリンピックに出られなかった悔しい経験をし、同じ思いをさせないよう若いチームを支える大事な役割を担っています。

 5連勝し、予選ラウンド1位通過できたことは、決勝トーナメントへ向けてひとつの勢いとなりました。「崩れるときはディフェンスからですし、流れが良くなるのもディフェンスからブレイクを出せた時」と#15王 新朝喜選手が話すように、粘り強いディフェンスがベースとなり、勝ちきることができています。平均9.4本と、中国(平均10.8本)に次ぐリバウンドを取っており、5試合で78本のスティールは現在1位。逆にターンオーバーはレベルⅡを含めた全12チーム中、唯一の一桁台となる平均9.8本であり、ディフェンスと少ないミスが勝因と言えます。

 もう一つ、日本の武器であり、勢いづけるためにも3Pシュートの確率を上げたいところです(現在30.1%:31/103本)。現役時代はシューターとして活躍された内海ヘッドコーチは、「3Pシュートはリズムなので、オフェンスのリズムを良くしなければなりません。中国戦はオフェンスのリズムも良く、シュートセレクションも悪くはなかったです。あとは決めきれるかどうかという部分だけ。チームのシュートセレクションをしっかり作っていけば、自ずと確率も上がってくるはずです」と話すように、心配はしていません。幸い、本日は今大会初めてとなるメインコートで練習ができています。シューター陣には良い感覚持って、決勝トーナメントに臨みます。

 予選ラウンドの勝敗や結果はもう過去のことです。一度、中国に勝っても、決勝トーナメントで一つでも負ければ、オリンピックへの切符は泡となって消えてしまいます。気持ちを新たに、仕切り直して迎える準決勝は何が起こるか分かりません。今年だけでチャイニーズ・タイペイとは5度目の対戦であり、お互いの手の内は全て分かっている状態です。予選ラウンドで日本を苦しめた良いイメージがあり、昨日は中国にも善戦したチャイニーズ・タイペイは、自信を持って勢いよく準決勝に臨んでくることは容易に想像できます。

 予選ラウンドでチャイニーズ・タイペイに勝利するも、不甲斐ない試合内容に悔し涙を流した選手もいました。ここから先は、試合終了時に1点でも上回っていれば全てが報われます。手が届くところまで来たリオデジャネイロオリンピックへの切符をしっかり掴み取るべく、さらに勢いを増して残る試合も2連勝を目指します。
 準決勝の模様は、フジテレビTWO(CS放送)にて生中継されます。決勝へ進み、歓喜の瞬間をお届けできるよう全力を尽くします。泣いても笑ってもあと2試合。一緒に笑えるよう、残る2試合もご声援をよろしくお願いします。