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バスケットボール男子日本代表チーム 第2回重点強化合宿② 開催報告

2017年2月1日

目標としていた日本代表合宿に初めて参加した石井 講祐選手(千葉ジェッツ)

「いろんなことができると思うと国際強化試合が楽しみ」とリーグ戦とは違う金丸 晃輔選手(シーホース三河)のプレイに期待

 現時点での“ベストな30名”を選考し、2グループに分けた後半15名による第2回重点強化合宿②を、1月30日(月)~31日(火)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターで実施しました。
 来週末、2月10日(金)、11日(土)に、イラン代表を迎えて開催される「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2017」へ向けた最後のアピールであり、合宿終了後、出場メンバー15名が発表されました。

 ルカ・パヴィチェヴィッチ テクニカルアドバイザーは、まず、「Bリーグの各クラブと大学チームには、日本代表活動に向けて全面的に協力してくれたことを感謝しています」と述べ、関係各所の協力体制によりシーズン中の合宿が実現できています。「参加選手たちは皆、情熱とエナジーを持って合宿に臨んでくれました。東京オリンピック出場へ向けて強化していくにあたり、良い形が出来上がったのは良かったです」とも話しており、ここまでは順当にきています。

 今回も2日間で、各3時間程度の練習を3回行いました。時間的には十分ではありませんが、「コーチ陣の協力により伝えるべきことをしっかりと落とし込み、日本代表として必要な技術を集中してアドバイスしてくれました。日本のスタンダードを引き上げ、レベルアップさせることができた今合宿はとっても満足しています」と話し、チームスタッフも一丸となってスタンダードを引き上げるために努めています。

 日本代表活動に初参加となった石井 講祐選手(千葉ジェッツ)は、「とても新鮮であり、楽しかったです」と感想を述べました。石井選手だけではなく、新しく学ぶことが多く、刺激的な重点強化合宿に参加した後、「楽しかった」という声は多く聞かれています。同時に、現実を突きつけられる場でもああり、石井選手は残念ながら国際強化試合メンバーには選ばれませんでした。合宿を終えた直後(メンバー発表前)、「日本代表に近づいているとは思いますが、まだまだ遠い存在です。でも、東京オリンピックまでの残る3年間をどう過ごすかで、いくらでも変えられると思うので、しっかり準備して努力を続けていきます」と話していました。自分がいる位置と日本代表になるために必要な課題点が明確になったことは石井選手にとって、とても有意義な2日間になったようです。

 オールジャパン初戦で腰を痛めた辻 直人選手(川崎ブレイブサンダース)は決勝以降、EAST ASIA CLUB CHAMPIONSHIPやその後のリーグ戦も欠場が続き、ようやく先週木曜に復帰したばかり。万全な状態にはほど遠い状況ですが、「限られた時間の中で、細かく指摘されることは参加しないと分かりません。ルカ(パヴィチェヴィッチ)さんの言ってることを自分も早く吸収しなければならないですし、吸収して体現しないと日本代表入りもないという思いがあります」と危機感を持って参加を決意。実際に細かく指摘されることは多く、「一つ目のドリブルを突く位置はすごく細かいですし、ピックもそうですがオフボールのスクリーンの角度もすごい細かく指摘されます。よりスクリーンを有効に使えるのではないかと思います」と学ぶことは多くありました。辻選手も国際強化試合に出場はなりませんでしたが、「早く治してコンディションを上げたいです」と前向きに捉えています。

 Bリーグで唯一、日本人選手で得点ランキングベスト10入り(現在10位/平均17点)している金丸 晃輔選手(シーホース三河)。シューターとして得点を重ねる金丸選手ですが、今合宿ではインサイド以外の様々なポジションを任され、「日本代表と所属チームのバスケットが全然違ったので、気分的にもリフレッシュになりました」と良い表情でプレイする姿が見られました。
 「もちろんメンバーに入りたい気持ちで練習をしていました。もし選ばれたら、得点を取ってチームに貢献することしか考えていません」と抱負を語っていた金丸選手は、国際強化試合に臨む15名に選ばれています。「チームでは役割が決まっており、キャッチ&シュートのイメージが強いですが、本音を言えば色んなことがしたいです。スクリーンからズレを作ってドリブルで切り込んでいきたいし、それはやればできると思っています。いろんなことができると思うと国際強化試合が楽しみです」と話しており、Bリーグとは違う金丸選手のプレイが見られるかもしれません。

 国際強化試合でのイラン戦は、今年5月~6月に開催が予定されている東アジア選手権大会(兼 FIBA ASIAカップ 東アジアサブゾーン予選)へ向けた実戦練習であり、これまでの強化を試す場です。しかしその後も、“ベストな30名”を選出して、月1回行う合宿は続きます。
 パヴィチェヴィッチ テクニカルコーチは、「今後はアメリカでプレイする選手もいるので、少しずつ入れ替えは生じてきます。または、今回のメンバーと大きく変わる可能性だってあります。選手たちには、Bリーグで競い合ってレベルを高め、またこの場に戻ってくるように頑張ってほしいと伝えました。コンディションとレベルを上げながら、今後もアピールを続けてほしいですし、私はいつも見続けています」と話しており、最終目標である東京オリンピック出場権獲得へ向けて、その時々のベストメンバーを選びながら強化は続きます。

※活動の様子はフォトギャラリーにてご覧ください。