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平成29年度女子日本代表チーム 第5次強化合宿 開催報告 -アジア3連覇に挑む「FIBA女子アジアカップ2017」は7月23日(日)に開幕-

2017年7月18日

念願の日本代表初選出を叶えた#1 藤岡 麻菜美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)

攻撃の主軸となる#52 宮澤 夕貴選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)

 「AKATSUKI FIVE」平成29年度バスケットボール女子日本代表チームは、7月13日(木)~18日(火)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて、国内での最終調整となる第5次強化合宿を実施。アジア3連覇に挑む「FIBA女子アジアカップ2017」は、今週末7月23日(日)から29日(土)の期間、インド・バンガロールにおいて開催されます。

 トム・ホーバスヘッドコーチは、「4月から長い遠征と合宿を繰り返し、とても良いチームを作ることができました。早くアジアカップが始まってほしいです」と言います。キャプテンの#12吉田 亜沙美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)も同じく、「4月に合宿が始まった時とは全く違うチームと思えるくらい、みんな成長しています。一人ひとりがステップアップをしながらここまで来ました。大会が始まるのが今からワクワクしています」と話しており、自信が伺えます。それもホーバスヘッドコーチが厳しく、細かいところまで徹底させ続けた合宿を乗り越えたからこそです。

 今大会は、他国同様にWNBA(アメリカ女子プロバスケットボールリーグ)でプレイする渡嘉敷 来夢選手(シアトルストーム)は出場しません。そこで、ホーバスヘッドコーチは、シュート力ある4番ポジションの#52宮澤 夕貴選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)を生かす“ストレッチフォー”というオフェンス戦術で挑みます。「日本には良いシューターはいっぱいいます。その中でも宮澤選手はが身長があって手が長く、シュート力もあるので絶対にストレッチフォーが通用すると思います」と磨きをかけてきました。

 宮澤選手自身は、「ストレッチフォーはノーマークを作りやすいので、自分に合った形だとすごく思います。ただ、ノーマークになる分、ショットクロックがまだだいぶ残っているのに自分が打ってしまって良いのかなと躊躇してしまうことがあります。そこをしっかりと打ち切ることが自分の仕事です。先日のオランダ戦でもそれがハッキリと分かりました」と言い、得点の起点となる宮澤選手に注目です。

 宮澤選手と同い年であり、女子U16日本代表からともに切磋琢磨してきた#0長岡 萌映子選手(トヨタ自動車 アンテロープス)も先発に起用されています。長岡選手は、「宮澤選手は外のシュート力があるので、自分がミスマッチになった時にインサイドに入ったり、3番と4番としてお互いにいろんなプレイができるようになっています。宮澤選手とは同い年ということもあってコミュニケーションもたくさん取れており、すごくやりやすいです。もちろんライバルですが、このチームの中ではお互いに成長できていると思いますし、すごく良い形です」と、2人が一緒に出ることでの相乗効果があります。

 一方、宮澤選手も、「長岡選手の方がインサイドプレイは強いので、自分が外に出て、そこから2人の合わせはこれまでも経験があるので、やりやすい部分はあります。お互いに上手く利用し合って良いプレイを出せるようにしたいです」と話しており、2人のコンビプレイに期待が高まります。

 もう1人の同い年であり、アンダーカテゴリーでは宮澤選手と長岡選手とともに世界と戦ってきた#1藤岡 麻菜美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)が初選出されました。「自分がずっと目標としていた12人に入れたのは素直にうれしいですが、入っただけではなく結果を残さなければ意味はないので、そこは意識してやっていきたいです」と気を引き締めています。

 アジア3連覇を目指す「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームですが、2年の月日は長く、前回大会を経験したメンバーは5人(吉田亜沙美選手、大﨑佑圭選手、髙田真希選手、町田瑠唯選手、宮澤夕貴選手)しかいません。藤岡 麻菜美選手は、「3連覇を目標にしていますが、新たに加わった自分にとってはピンと来ないというのが正直なところです。分からない部分も多いですが、連覇を経験してきた先輩たちと同じくらい強い気持ちで練習から取り組まなければ、その先にある東京オリンピックも話しにはならないと思っています。連覇に向けて同じ気持ちに合わせて準備し、大会に行けば他の国もしっかりと見ることができるので一つ一つ経験を積み重ねていきたいです」と、初選出された選手たちもチャンピオンチームの心得をもって大会に臨みます。

 2018年にスペインで開催される「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2018」への4つの出場権を懸け、8チームで争われるディビジョンA。各4チームを2つのグループに分けた予選ラウンドで日本(FIBAランキング13位)は、フィリピン(同49位)、韓国(同15位)、オーストラリア(同4位)の順で対戦します。
 ホーバスヘッドコーチは、「最初のフィリピン戦から40分間戦って、一歩一歩勝って行くだけです」と初戦から全力で勝利を掴みにいきます。昨年のリオデジャネイロオリンピックでは、オーストラリアを相手に残り7分まで10点差をつけてリードしていました。しかし、高さを生かした相手に押し込まれ、86-92で逆転負けし、金星を逃しています。「リオの経験があるので今度は勝ちたいです。試合が楽しみです」とホーバスヘッドコーチもオーストラリアとの再戦を心待ちにしていました。

 「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームは、明日7月19日(水)に日本を発ち、開催地となるインド・バンガロールへ向けて出発します。
 今大会の日本戦の模様は、「フジテレビNEXT(CS放送)」にて生中継される予定です。また、試合経過はFIBA大会公式サイトをご覧ください。
 アジア3連覇に挑む「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームへのご声援をよろしくお願いいたします。