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平成23年度男子日本代表チーム 第13次強化合宿(ベネズエラ/メキシコ遠征)開催

2011年7月29日

 平成23年度男子日本代表チームは7月26日(火)より日本を離れ、ベネゼエラ/メキシコ遠征へ出発しました。FIBAランキング33位の日本に対し、22位ベネズエラ、26位メキシコと、ランキング上位でありフィジカルが強いチームとの対戦が予定されています。

 キャプテン網野友雄選手は「ここからオリンピック予選までの約2ヶ月は大事な時期に入ってきますし、みんなもそう感じながら練習に励んでいます。中南米遠征では、アジアのチームとはまた違ったフィジカルを体感しながら、中東アジアのチームを想定し、1試合1試合を大事にしながら試合をしてきます」と抱負を語りました。

 ベネゼエラ/メキシコ出発前日(7月25日)と出発直前(7月26日午前中)にチーム練習は行われ、開始30分も経たないうちに玉のような汗が噴き出すハードな練習となりました。

 初日の練習を終えたトーマス・ウィスマンヘッドコーチは「もう一段階上のレベルに行く時期に来ていることを選手たちも把握しており、合宿の無かったこの1週間の間もコンディショニングをしっかり整えて来てくれました。今合宿はチームとしての信頼関係を作るための大きな一歩となるとても良い練習でした」と、満足そうに語ってくれました。

 遠征での目的について、「東アジア選手権大会や国際親善試合では、まだまだ十分なチーム作りができていませんでしたが、9月のオリンピック予選へ向け、ようやくコンディショニングも上がり、ゲームができる準備が整いつつあります。ベネゼエラ/メキシコ遠征では細かい点を修正し戦術を確かめながら、さらにコンディショニングを高めていきます。オリンピック予選では連戦が続きますが、その中でもより良いパフォーマンスを保つことができるように、今年はコンディショニング強化を重視して取り組んできました。ベネゼエラ/メキシコ遠征で我々が目指すバスケットに辿りつけるよう、チームの成長を試してきます」と語るウィスマンヘッドコーチ。

 ベネゼエラ/メキシコ遠征ではベネズエラ代表とメキシコ代表とそれぞれ2試合ずつが予定されています。ベネゼエラ/メキシコ遠征メンバーはグループ1を中心に構成されていますが、同時期にはグループ2・3を中心としたメンバーが第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ(8月6日開幕)に参戦し、それぞれが国際ゲームでの強化を図ります。

■平成23年度バスケットボール男子日本代表チーム
 第13次強化合宿(ベネズエラ/メキシコ遠征)開催

■<第13次強化合宿(ベネズエラ/メキシコ遠征)>
 期 間:2011(H23)年7月26日(火)~8月8日(月)
 渡航地:7月26日(火)~7月27日(水) アメリカ・アトランタ
      7月27日(水)~7月30日(土) ベネズエラ・カラカス
      7月31日(日)~8月8日(月)  メキシコ・トレオン、モントレー

■平成23年度バスケットボール男子日本代表チーム
 第13次強化合宿(ベネズエラ/メキシコ遠征) メンバー表

■スタッフ
ヘッドコーチ トーマス・ウィスマン(財団法人日本バスケットボール協会)
アシスタントコーチ 東野 智弥(財団法人日本バスケットボール協会)
アシスタントコーチ/通訳 東頭 俊典(財団法人日本バスケットボール協会)
アシスタントコーチ/通訳 水野 宏太(リンク栃木ブレックス)
ドクター 金 勝乾(順天堂大学医学部附属練馬病院)
トレーナー 西村 航(財団法人日本バスケットボール協会)
トレーナー 水野 彰宏(リンク栃木ブレックス)
S&Cサポートスタッフ 小林 唯(財団法人日本バスケットボール協会)

■選手
青野 文彦(パナソニックトライアンズ)
桜井 良太(北海道バスケットボールクラブ)
石崎 巧(財団法人日本バスケットボール協会)
柏木 真介(アイシンシーホース)
川村 卓也(リンク栃木ブレックス)
竹内 公輔(トヨタ自動車アルバルク)
網野 友雄(リンク栃木ブレックス)
広瀬 健太(パナソニックトライアンズ)
竹内 譲次(日立サンロッカーズ)
正中 岳城(トヨタ自動車アルバルク)
永山 誠(パナソニックトライアンズ)
竹田 謙(リンク栃木ブレックス)
太田 敦也(浜松・東三河フェニックス)

※なお、所属は平成23年度7月29日(金)現在