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第2回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会 大会第8日目終了。日本は3位決定戦へ

2011年10月28日

 第2回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会は大会第8日目。2枠の世界選手権大会出場権を賭けた準決勝と、5-8位決定戦ほか順位決定戦が行われました。
 準々決勝でレバノンを下し、順当に準決勝へ駒を進めた日本は、前回優勝の中国と対戦しました。

 立ち上がり、中国#15に先制点を許すも、日本は#4金子のシュートを皮切りに得点を入れ返し、8-4とリードを奪う。だが、すぐさま中国#4に連続3Pシュートで再逆転を許すと、その後も立て続けに、#4の3Pシュートや215cmの長身センター#13のインサイドでリードを広げられる。14-30と16点差で迎えた第2ピリオド、流れを掴んだ中国は#7の3Pシュートで追加点を挙げると、その後も内外バランス良く攻める。一方、日本は#4金子を起点に攻めるが、相手のブロックにあい、思うように得点が伸びない。27-44、日本は大きなビハインドを負い、前半終了。

 後半に入り、序盤、互いにシュートが決まらずロースコアな展開になるが、第3ピリオド開始4分を過ぎから、中国は#13のインサイド、#4の3Pシュートで勢いに乗る。第4ピリオド、33-60と27点差を追う日本は、相手の高さを打破することが出来ず、苦しい時間帯が続く。その間、中国は3Pシュートを4本決め、さらに活気づく。43-82、日本は中国の圧倒的な強さを見せつけられ、39点差で敗れた。この結果により、日本は世界選手権の出場権を逃した。

 大会第8日目、準決勝2試合、5-8位決定戦ほか順位決定戦の試合結果は下記のとおりです。

■11位順位決定戦
 ベトナム ● 58-59 ○ カタール

 =最終順位=
 11位 カタール
 12位 ベトナム

■9位順位決定戦
 インド ● 60-61 ○ チャイニーズ・ベトナム

 =最終順位=
  9位 チャイニーズ・タイペイ
 10位 インド

■5-8位順位決定戦
 レバノン ○ 76-43 ● サウジアラビア
 インドネシア ● 38-99 ○ イラク

■準決勝
 日本 ● 43-82 ○ 中国
 韓国 ○ 67-58 ● フィリピン

 大会もあと1日。10月28日(金)の日程は下記のとおりです。
 
  9:00(日本時間11:00)~ 7位決定戦 サウジアラビア vs インドネシア
 11:00(日本時間13:00)~ 5位決定戦 レバノン vs イラク
 13:00(日本時間15:00)~ 3位決定戦 日本 vs フィリピン
 15:00(日本時間17:00)~    決勝戦 中国 vs 韓国

 準決勝では平均身長197.7cm(日本は184.3cm)の中国に、好スタートを切るも、その後は高さで封じ込まれ、大敗した日本。また、もう一方の韓国vsフィリピン戦は、序盤から一進一退の攻防を繰り広げるも、最後韓国がフィリピンを突き放して勝利。この結果により、中国と韓国が来年開催されるU-17世界選手権への切符を手に入れました。
 残念ながら決勝進出とはならなかった日本ですが、銅メダルをかけて、フィリピンにリベンジします。

 3位決定戦、日本vsフィリピンは、10月28日(金)13:00(日本時間15:00)より行われます。
 なお、大会公式サイト(英語)では、試合の経過を伝えるFIBA STATSにて速報配信をしています。
 男子U-16日本代表チームへの応援お願いいたします。