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ハヤブサジャパン 平成24年度バスケットボール女子日本代表チームが始動

2012年3月15日

 ロンドンオリンピック出場を目指すハヤブサジャパン 平成24年度バスケットボール女子日本代表チームは、3月14日(水)、20名の日本代表候補選手とスタッフが集合しミーティングを行いました。

 内海知秀ヘッドコーチは選手たちへ向けて、「今日から日本代表がスタートしました。今回のミーティングでは日の丸の誇りやオリンピックの切符を必ず獲るために、困難を乗り越える力や粘り強さなど、選手一人ひとりへの思いを確認しながら話をしました。今日の段階では心構えを中心に話をしました」

 また、4月1日より始まる第1次強化合宿へ向けては、「今日から4月1日まで各自調整を行い、合宿初日からすぐに始められるようなコンディションを作ってくること。もうひとつ、FIBA女子オリンピック世界最終予選で対戦するチームの情報を見て、少しでもイメージを膨らませておくこと」等について話し、選手全員が意識を高く持った状態で第1次強化合宿を迎えられるよう、ミーティングが行われました。

 その後は、多くの報道関係者が集まり、取材対応を実施。その中で内海ヘッドコーチは、今回の選手選考基準や世界最終予選へ向けて語ってくれました。

■選手選考について
 「ひとつはインサイドを含めて身体が強くコンタクトのできる選手を集めました。これまでの日本のバスケットはきれいに外角からのシュートや3Pシュートというイメージがあります。前回(2006~2008年)日本代表を務めたときに感じたのは、フィジカル面で体が小さくても当たりの強いプレイをしていかないと世界には通用しないということを実感していました」。

■世界最終予選の組み合わせについて
 「もともとアジア3位ですので厳しいところに入ることは予想していました。開催国トルコと同じグループに入りましたが、どこと対戦しても厳しい状況であること変わらないと思っていました。トルコはヨーロッパ2位の実力がありますので、日本が予選グループを突破するためにはプエルトリコが照準になるとは思っています。勝ち進んだ後の出場権決定戦が重要ですが、予選グループを突破するためにトルコとプエルトリコを比較するとトルコの方が少し上かなと思っています」。

 来る6月25日よりトルコ・アンカラにて開催される「FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)」へ向け、4月1日より第1次強化合宿がスタート。その後、4月下旬よりアメリカ遠征にてWNBAのチームやアメリカ代表等と練習試合を実施し、続けて、国内にて国際親善試合(詳細は未定)、トルコ遠征を予定しています。
 ロンドンオリンピック出場権獲得を目指し、欧米にてレベルの高いチームを相手に強化を図ります。

 選手インタビューは後日、JBAモバイルサイトにてご紹介します。あわせてご覧ください。