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ハヤブサジャパン 平成25年度男子日本代表チーム 第3次強化合宿開催報告 -第3回東アジア選手権大会「Japan Pride MVP」は永吉 佑也選手-

2013年6月3日

 強化活動を再スタートしたハヤブサジャパン 平成25年度バスケットボール男子日本代表チームは、5月30日(木)~6月2日(日)までの期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第3次強化合宿を実施しました。合宿に先駆け、スポンサーである株式会社ドーム様より特別報奨制度「Japan Pride(ジャパンプライド)」の授与式が行われました。

 日本代表にふさわしい待遇の確立として、第3回東アジアバスケットボール選手権大会(以下、東アジア選手権)に出場した日本代表選手に対し、「日本代表活動日への報酬」「日本代表選手選出に対する報酬」「試合結果への報酬」「個人賞」がそれぞれ授与されました。東アジア選手権における「試合結果への報酬」はベスト4進出を目標設定しており、それをクリアしたチャイニーズ・タイペイ戦での活躍やチームを勢いづけたラッキーボーイ・永吉 佑也選手(青山学院大学 4年)が、今回の個人賞であるJapan Pride MVPに選出されました。このサポートに対し、選手たちはモチベーションになると口を揃えています。

 東アジア選手権前の合宿では、オフシーズン明けのJBL選手たちのコンディションは整っておらず、大学生はトーナメント中ということで人数も揃わず、約束事だけを確認する程度の練習しかできませんでした。しかし、この第3次強化合宿からはbjリーグのシーズンを終えた太田 敦也選手(浜松・東三河フェニックス)や東アジア選手権メンバーに選出されなかった学生も加わり、本格的な練習がスタート。「東アジア選手権前の合宿に比べると全然違って、すごく走ってます」と言うのは、最年少の渡邊 雄太選手。鈴木 貴美一ヘッドコーチは、「どれだけ辛い練習に耐えて成長できるかは、この1ヶ月が勝負。月末にはフィリピンとの国際親善試合があり、7月にはジョーンズカップに参加しながら試合が続くので、この6月中にしっかりコンディションを上げてチームを作ることが大事です」と話しています。

 東アジア選手権で見えた反省点を踏まえ、金丸 晃輔選手(アイシンシーホース)は、「どの大会に出ても1戦目が大事ですし、初戦を勝つことで後々助かる部分もあります。しっかりコンディションを高めていき、今月末の国際親善試合から、ジョーンズカップ、そして本番であるFIBA ASIA選手権と大会が続きますので、1戦目を大事に戦えるような強化をしています」と話し、気持ちを新たに合宿に臨んでいます。「初めて合宿に参加しましたが、周りの人は上のレベルで活躍している人ばかりなので、いろんなものを吸収していけたら良いと思っています」と言うのは、この合宿から加わった鵤 誠司選手(青山学院大学 2年)。鵤選手をはじめとした大学生メンバーは、7月にユニバーシアード競技大会(7月6日~17日@ロシア・カザン)も控えており、トップレベルで培ったものをユニバーシアード日本代表でも発揮すべく、貪欲に取り組んでいます。

 8月1日より開幕する「第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会」まで、あと2ヶ月を切りました。6月中は4回の強化合宿を予定しており、合宿の合間は2日しかオフがない過密スケジュール。時間が迫っている中でも、アジア3位以上を目指すために継続的な強化合宿を続け、戦う軍団となるチーム作りを行なっていきます。

 日本のファンの皆様の前でその成果を見せる「東日本大震災復興支援 バスケットボール日本代表国際親善試合2013 宮城/東京大会」は、今月末、6月28日(金)・29日(土)がゼビオアリーナ仙台で、6月30日(日)が国立代々木競技場第2体育館で、3日間男女同時開催にて行われ、男子日本代表チームは、アジア上位チームに位置するフィリピン代表と戦います。

 今大会のチケットは、6月6日(木)11:00までチケットバスケットにて先行販売(抽選)、6月8日(土)10:00よりチケットバスケット、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)にて一般販売を開始いたします。
 当日は、1枚のチケットで男女日本代表戦 2試合をご覧いただけます。是非、会場へ足をお運びいただき、ハヤブサジャパンへのご声援をお願いいたします。