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2018年度バスケットボール男子U16日本代表チーム 「全員オールラウンダー」で臨むチェコ遠征へ向けた強化合宿実施

2018年12月31日

コンバート選手たちの起動力を生かし、初の国際大会へ臨む男子U16日本代表チーム

所属チームとは違うポジションを楽しみながら取り組む菅原佳依選手

 新年1月1日よりはじまるチェコ遠征へ向け、男子U16日本代表チームは12月28日(金)から味の素ナショナルトレーニングセンターにて強化合宿を行い、本日午前中で最後の練習を終えました。このチームの活動は11月のエントリーキャンプだけであり、チームとして練習するのは今回がはじめてです。短期間の中、5on5を中心に様々なことを詰め込みながら準備をし、「クリスタル・ボヘミアカップ」で腕試しとなります。

 すでに部活動を引退した中学3年生と、なかなか出場機会に恵まれない高校1年生に対し、佐古賢一ヘッドコーチは「組織という部分を植え付けなければならないところからはじめています」。佐古ヘッドコーチにとってもはじめて任されたチームであり、「今大会への選手たちの臨み方をまずはしっかりと見て、いろんなアドバイスを選択していかなければなりません。可能性はすごくあり、それを実現化させていくためにも、課題と成果を彼らにしっかり伝えていくことが一番大事なことです」と選手たちに情報をインプットさせながら、「FIBA U16 アジア選手権大会」(期日・開催地未定) へつなげていくための第一歩となります。

 チェコ遠征メンバーは12人中9人も190cm台の選手が揃えっています。佐古ヘッドコーチは「コンバートした選手ばかりのチームです。全員がオールラウンダーであり、起動力や切り替えの速さをこのチームの特徴にしたいです」というコンセプトを持ってチーム作りを行っています。「リバウンダーがそのままボールを運ぶことができること」が長所であり、ディフェンスでは「起動力を生かし、スイッチをうまく対応できるように」準備しています。チームになるためにもコミュニケーションが重要であり、藤井貴康アシスタントコーチはその点を徹底させていました。

 はじめてのポジションを担う選手が多く、190cmの菅原佳依選手 (岩手県立一関工業高等学校 1年)も「普段は経験しないポジションなので、もっと自分から得点を獲りに行くよう意識しています」とフォワードの動き方を習得している最中です。所属チームではゴールに背を向けてプレーすることが多いですが、「自分が起点となってプレーできるのは楽しいです」と前向きに取り組んでいます。

 ウインターカップ期間中の合宿開催であり、優勝した福岡第一高校から選出されたハーパー ローレンス Jr選手が合流したのは12月30日でした。一緒に練習できた期間は2日間しかありませんでしたが、スタッフや仲間たちが決まりごとを伝えたことですぐさまチームに溶け込んでいます。「福岡第一と同じく、相手がついて来られないようなスピードで抜いていって、仲間にパスを合わせてチームで得点を獲れるようにしたいです」と日本一になったプライドを持って、練習に励んでいました。

 近藤義行チームリーダーをはじめ、スタッフのチームワークはすでに確立されており、佐古ヘッドコーチも「そこは自信を持っています」と胸を張ります。練習中はアシスタントコーチや近藤チームリーダーも率先して選手たちに声をかけ、時には佐古ヘッドコーチにアイディアを提言するなど、チームがより良くなるために積極的なコミュニケーションが取れているのもこのチームの特徴です。「練習を止めても良いので、気付いたことはそのタイミングで伝えてください」と佐古ヘッドコーチからスタッフ陣に伝えており、活気に溢れています。

 2018年1月に行われた前回の「クリスタル・ボヘミアカップ」は優勝しました。練習期間は少ないですが、勝つためのメンタリティーを植え付けるためにも、このチームも優勝を目標に掲げ、明日1月1日に日本を発ち、チェコ遠征をスタートさせます。