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平成26年度男子U-17日本代表チーム 第3次強化合宿開催報告

2014年7月19日

武藤 海斗選手はプレイタイムが伸び、落ち着いてプレイ

ダンクシュートを決めるナナー ダニエル 弾選手


 平成26年度バスケットボール男子U-17日本代表チームは、7月8日(火)~10日(木)までの期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて国内での最後となる強化合宿を行いました。

 既に「第3回FIBA U-17男子バスケットボール世界選手権大会」の組み合わせは決まっており、男子U-17日本代表チームはオーストラリア、カナダ、フランスと同じ予選ラウンド/グループB。カナダとフランスの情報はまだ入手できていませんが、「オーストラリアは213cmや215cmの長身選手がおり、しっかり強化されたバスケットをしてきます。カナダとフランスも含め、平均身長2mなのが世界です。身長こそ中国も変わりませんが、さらに上手さと体の大きさが備わります。ドイツ遠征時に中国も参加していましたが、あの中国が細く感じました」と、井手口 孝ヘッドコーチ(福岡第一高校)は対戦チームの印象を語ってくれました。

 FIBA U-17世界選手権で勝利を目指すためにも、「大きな相手に激しくディフェンスされることが想定されるので、ボールが止まってしまって何もできないという状況は避けたい。オフェンスはしっかり動くようにし、特にセンター陣も動きながらペイント内で勝負させたいです」と井手口ヘッドコーチは強化を進めています。

 昨年、ジュニアエリートアカデミービッグマンキャンプに参加したことで白羽の矢が立ったナナー ダニエル弾選手(横須賀学院高校 2年)ですが、「昨年はいきなり選んでもらって戸惑いもありました」。また、怪我のため第3回FIBA ASIA U-16選手権大会では思うようにプレイできず、悔しい思いをしました。しかし今では、「日本代表であることをしっかり受け入れ、そのためにやるべきことを日々考えて取り組んでいます」と、成長した姿を見せてくれています。「男子日本代表は弱いと思われていますが、昨年のFIBA ASIA U-16選手権でも奇跡のような勝利で世界への切符をつかむことができましたので、FIBA U-17世界選手権でも自分たちの力を信じて、一つでも多く勝ちたいです」と話し、万全な状態で大会に臨めるようにコンディションを高めていました。

 1年制だった昨年は、所属チームではベンチメンバーに入るのがようやくだった武藤 海斗選手(福岡第一高校 2年)。2年生になった今年は、シックスマンとしてプレイタイムを伸ばし、実戦経験を積んだことで落ち着いたプレイが見られます。世界で勝つためには、「インサイドは(八村)塁と(平岩)玄が中心となりますが、そこが潰された時に僕らアウトサイドにいる選手たちの活躍によって、ゲーム展開は変わってくると思います。このチームが掲げる“イージーシュートは100%決めること”を、しっかりと心がけていかなければいけません」と話しており、目標は高く世界ベスト4。そのためには初戦のオーストラリア戦が大事になります。

 来る8月8日(金)~16日(土)に開催される「第3回FIBA U-17男子バスケットボール世界選手権大会」の前に、ほとんどの選手たちはインターハイへ出場し、日本一を賭けた戦いでさらに成長して本番を迎えます。男子バスケ界としては、日本開催となった2006年以来の世界の舞台。「唯一、世界に出られるのがこの世代ですので勝敗だけではなく、無駄にゲームを終わらせることがないよう、次につながる糸口を見つける使命を感じています」と話す井手口ヘッドコーチ。
 全ての期待を背にこの夏、世界へ挑戦する男子U-17日本代表チームへ、ぜひインターハイからご声援をお願いいたします。