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第5回FIBA ASIAカップ 第7日目 準々決勝、ハヤブサジャパンはチャイニーズ・タイペイに62-76で敗れ、ベスト4進出ならず

2014年7月17日

逆転へ向けたあと一本が出ず、逆に引き離されてしまった準々決勝

敗れた悔しさに歯を食いしばる長谷川 健志ヘッドコーチ


 「第5回FIBA ASIAカップ」は決勝ラウンドがスタート。第1試合で登場したハヤブサジャパン 平成26年度男子日本代表チームは、チャイニーズ・タイペイと準決勝一番乗りを賭けた対戦となりました。

 試合前に円陣を組み、コートに出ていくスターターは全てのスタッフ、選手たちとハイタッチし、気合いを入れて試合に臨んだハヤブサジャパン。しかし、その気合いをプレイで示すことはできず62-76で敗れ、ベスト4進出はなりませんでした。「プレイが弱く、積極性がない」と、悔しさとともに肩を落とす長谷川 健志ヘッドコーチ。このチームの強化がスタートした時からプレイの強度を求め続け、そして今大会を通じて積極的に攻める姿勢も説いてきただけに、残念な結果になってしまいました。

 第1ピリオド終盤、途中出場した#14張本 天傑選手が積極的にインサイドへ攻め込んだ結果、ファウルをもらって20-20と同点に追いつきます。しかし、9点しか挙げられず、29-41と12点差をつけられた第2ピリオド。攻守に渡ってリバウンドを獲られ、このピリオドだけで日本3本:チャイニーズ・タイペイ13本。相手のオフェンスではセカンドショットを決められ、ディフェンスリバウンドから速攻を出され、一気に点差が広がりました。しっかりボールを保持し、シュートを決めきったチャイニーズ・タイペイに対し、「玉際の強さや勝負どころでシュートを決めてくるところの読みが、相手の方が一枚上手でした」と長谷川ヘッドコーチは言います。ベテランを揃えた日本だったにも関わらず、試合巧者だったのは若手主体のチャイニーズ・タイペイだったわけです。

 ディフェンスに関しても長谷川ヘッドコーチは、「チームディフェンスもさることながら、最終的には1on1で負けたらバスケットになりません。ここまでマークしておけば、それ以上は攻めてこないだろうと思った瞬間、さらに一歩踏み込まれやられてしまったケースが多かったです。バスケットに対するたくましさが欠けているんだと思います。1点でも上回って勝つことよりも、その根本的なことからやり直さないと、これまでと同じ繰り返しになってしまうのではないかと思っています」と指摘し、この試合の内容のまま1点差で勝っていても評価はできないほど、多くの課題点が見つかりました。

 #4石崎 巧キャプテンは、「このレベルでも、相手のプレイをやらせないことや自分たちの決まり事が徹底できておらず、まだまだ課題の多いチームだと痛感しています。個人のバスケットスキルよりも、チームとして戦う力が足りないと思っています。次々と試合が進むタフな国際大会を戦う中で、オフェンスでチャンスを作っていてもシュートを決めきることができないというのは、普段の国内でのプレイが出てしまっているのだと思います」と国際大会の厳しさをあらためて実感。積極性がないと指摘されている点については、「どこをポイントにしてプレイすべきかをまだ理解できていない部分もあり、そのためにフォーメーションをなぞってしまっているだけになってる場面があります。一つひとつの動きがどういった意味を持っているのか、選手自身がもっと理解しないといけません」と話していました。

 準々決勝で敗れましたが、まだまだ大会は続きます。また、アジア9位の日本が這い上がるためにも今大会での残された試合を最大限生かし、国際大会での経験値を少しでも上げることが重要となります。
 明日、7月18日(金)は5-8位順位決定戦へまわり、この後行われる準々決勝・中国vsシンガポール戦の敗者と対戦します。日本はまだ最低限として掲げた目標にも達していません。今できることは、5位になって東アジアサブゾーンからの出場枠を増やすこと。そのためにも、残る2試合を全力で戦うだけです。