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女子日本代表国際親善試合2014 上山大会 大神 雄子選手、大沼 美琴選手が山形凱旋試合

2014年7月27日

初戦で惜敗したオーストラリア代表へリベンジを誓う#13大神 雄子キャプテン

山形市立商業高校出身#17大沼 美琴選手


 「東日本大震災復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2014」は3日目。秋田大会を終えた一行は山形県へ移動し、本日は上山大会が行われます。

 山形県が生んだヒロインが2つのハヤブサジャパン 女子日本代表チームに一人ずついます。今大会、2試合とも先発出場中の日本代表(アジア競技大会)の#17大沼 美琴選手。そして、日本代表(FIBA世界選手権)のキャプテンを務める#13大神 雄子選手が地元山形県へ凱旋し、国際親善試合の舞台に立ちます。大神選手は昨シーズンより拠点を海外へと移し、中国リーグ(WCBA)の山西フレームでプレイ。見事にチームを優勝へ導く活躍をしました。日本で大神選手のプレイを生で観られるのは、今のところこの国際親善試合だけと言えます。「日の丸をつけてプレイできることを感謝しています」と大神選手は話しており、地元での試合に臨みます。

 開幕戦と同じカードとなる本日は、上山市体育文化センターにて、13:30より日本代表(アジア競技大会) vs モザンビーク代表、15:30より日本代表(FIBA世界選手権) vs オーストラリア代表が行われます。

 初戦は96-56と40点差をつけて快勝した日本代表(アジア競技大会)ですが、「初戦はモザンビークの選手たちも時差や旅疲れもあったと思います。もう一度気を引き締めて、感動を与えられるような試合ができるようにしたい」と一色 建志ヘッドコーチは話し、モザンビーク戦の連勝を目指します。

 日本代表(FIBA世界選手権)は、オーストラリア代表と接戦を繰り広げたのですが1点及ばず、79-80で初戦は敗れました。「やはりインサイドの要となる#8キャンベージ・エリザベス選手をどう守るかがカギとなる」と、今日の試合へ向けたポイントを挙げる内海 知秀ヘッドコーチ。今月は世界ランク5位のチェコ代表が来日して3試合を戦いましたが、世界ランク2位オーストラリアとの違いについて、#14宮澤 夕貴選手に伺いました。「チェコは外角からのシュートが上手く、1on1でやられることが多かったです。対してオーストラリアは、エリザベス選手を中心としたインサイドから攻めてくるので、チームディフェンスが求められてきます」。それら世界の強豪を相手にも、「ディフェンスをしっかり頑張れば、いくらでもオフェンスで走ることは両チームを相手にも出すことができています。そこは今後も継続していきたい」と、ディフェンスから速攻を出す日本のバスケットスタイルが通用することを大神キャプテンは実感しています。5試合行われる国際親善試合ですが、オーストラリアと対戦するのは今日が最後であり、リベンジしておかねばなりません。

■7月27日(日) 上山大会 スケジュール (会場:上山市体育文化センター)
※開場時間 12:00  ※当日券販売・会場発券機 11:00~

[第5戦] 13:30~ 日本代表(アジア競技大会) vs モザンビーク代表
[第6戦] 15:30~ 日本代表(FIBA世界選手権) vs オーストラリア代表

 今後の観戦チケットはチケットバスケットなど各種プレイガイドにて発売中です。
 また、試合の模様は応援.comにてインターネットLIVE中継(無料)が予定されています。
 世界ランク2位オーストラリアとのラストマッチをぜひご覧いただき、ご声援をよろしくお願いいたします。