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第36回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 最終日 5位決定戦 ハヤブサジャパンはチャイニーズ・タイペイBと日本時間 16:00より対戦

2014年8月17日

チームとして成長してきたハヤブサジャパンは5位を目指す

FIBA ASIA選手権を経験した#13田中 大貴選手と#12比江島 慎選手の活躍に期待


 「第36回男子ウィリアム・ジョーンズカップ」は、第9日目となる本日が最終日となります。昨日のヨルダン戦で、ようやく今大会初勝利を挙げたハヤブサジャパン 男子日本代表チームは、喜びよりも安堵の表情を浮かべていました。7月に行われた第5回FIBA ASIAカップからアジアの上位チームに勝てない試合が続いてましたが、昨日の5-8位順位決定戦で昨年のFIBA ASIA選手権7位のヨルダンを破ることができ、自信を持って5位決定戦へと向かいます。

 5位決定戦の相手はチャイニーズ・タイペイB。ヨルダン同様、今年度すでに2連敗しているチーム。FIBA ASIAカップに出場したメンバーが9人おり、同じくHUGHLEYヘッドコーチが率いています。FIBA ASIAカップ準々決勝で同世代の若いチャイニーズ・タイペイに敗れた時、比江島選手は「恥ずかしい」と話していました。今大会予選ラウンドでのチャイニーズ・タイペイB戦、比江島選手は12分38秒しか出場時間を与えられず、5点に留まっています。「同世代には負けられない」と話していた#13田中 大貴選手も調子が上がらず3点に終わり、69-79で敗れました。

 しかし、その後の3試合は2人とも25分以上出場し、積極性を見せ始めたことで復調しており、昨日の勝利につながる活躍を見せてくれました。若く、経験浅い選手たちで臨む今大会において、日々成長し、少なからず成果も見られていました。そして昨日、待望の結果を得ることができたわけです。最終戦に勝つためにも、昨年のFIBA ASIA選手権に出場した経験ある比江島選手と田中選手が、このチームを引っ張らなければなりません。

 対するチャイニーズ・タイペイBは強引に割って入ってゴールに向かってくるアグレッシブなチーム。すでにチケットが完売している会場は、昨日の第2試合に行われたチャイニーズ・タイペイBvsイラン戦から席は埋まり、大きな歓声で勝利を後押し。しかし、ハヤブサジャパンは予選ラウンドの勝てない日々を過ごしたおかげで、メンタル面も徐々にたくましくなっています。「負け続けたのはみんな悔しいですし、それを挽回するためにも順位決定戦に照準を合わせてきました。予選リーグでは負けているのでしっかり借りを返すためにも、ヨルダン戦と同じくアグレッシブにやるだけです」と、#8小野 龍猛選手は力強く言います。ヨルダン戦で見せた体を張ったディフェンスからリズムを掴み、相手に一歩も引くことなく、5位死守を目指します。

 ジョーンズカップ最終戦、5位決定戦・チャイニーズ・タイペイBとの対戦は、本日、8月17日(日) 16:00(現地時間 15:00)よりティップオフ。この試合経過はFIBA LIVE STATにてご覧いただけます。

■8月17日(日) 第9日目 スケジュール
13:00(日本時間 14:00)~ [7位決定戦] ヨルダン vs イラン
15:00(日本時間 16:00)~ [5位決定戦] 日本 vs チャイニーズ・タイペイB
17:00(日本時間 18:00)~ [3位決定戦] アメリカ選抜 vs エジプト
19:00(日本時間 20:00)~ [決勝] 韓国 vs チャイニーズ・タイペイA