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第17回FIBA女子世界選手権大会 第2日目 女子日本代表チームはチェコに57-71で敗れ2連敗

2014年9月29日

3Pシュート5本含む18得点の活躍を見せた#8宮元 美智子選手

2敗目を喫し、悔しい表情を浮かべるハヤブサジャパン


 「第17回FIBA女子バスケットボール世界選手権大会」は第2日目。前日のスペイン戦で50-74と大敗を喫したハヤブサジャパン 女子日本代表チーム。これまで作り上げてきたチームプレイをコートで表現することはできず、悔しい黒星スタートとなりました。敗戦から一夜明け、今シーズン4度練習試合を行なって2勝2敗、前回大会準優勝のチェコとの第2戦。

 決勝ラウンド進出を決めるために、チームは原点回避し、一から立て直しを図ったハヤブサジャパン。チームミーティングでチェコの要点を確認するとともに、#13大神 雄子キャプテンから「もう一度、苦しい状況の今こそもっと声を掛け合って、目を合わせて一つになろう」と促し、午前の練習では、既に選手たちも吹っ切れた様子で良い動きを見せ、予選ラウンド3試合の中で、最も重要としていたチェコ戦へ臨みました。

 内海 知秀ヘッドコーチが求めた「チームプレイの中でも積極的に攻撃を仕掛け、どんどん1対1を狙うこと。ディフェンスではシューター(#15VITECKOVA選手、#7HANUSOVA選手)の特徴を捉えて、抑えに行くこと」を忠実にコートで表現し、上々の立ち上がりを見せる日本。攻撃的姿勢で相手ディフェンスを切り崩すと、「スペイン戦では、自分のリズムでシュートを打てなくて悔しい思いをしたので、今日は自分がこれまでやってきたタイミングでシュートをしようと思って試合に入った」と言う#8宮元 美智子選手得意の3Pシュートが炸裂します。一方のチェコは、動きのいい日本に対して、次々ファウルを宣され重い立ち上がりになりますが、ガードの得点などで応戦。まさに一進一退の攻防を続けながら前半残り5分。日本は積極的な攻撃姿勢から#9久手堅 笑美選手のジャンプシュートを皮切りに、#6間宮 佑圭選手のフリースロー、#8宮元選手の3Pシュートで29-24の5点差に。その後チェコも巻き返しますが、再び#9久手堅選手のドライブから#10渡嘉敷 来夢選手へ絶妙なパスを捌きバスケットボールカウント、#15王 新朝喜選手のフックシュートなどで38-31と7点リード。前半を5点のリードで折り返し、前半は日本のペースで終えます。

 迎えた後半。前半の勢いのまま#6間宮選手の連続得点でリードをキープするものの、チェコは高さのある#13KULICHOVA選手にボールを集めて加点。日本はこの時間帯、連続ファウルなどで流れを失いかけ、2点差まで追いつかれます。しかしその後、前半から好調な#8宮元選手の3Pシュート、#13大神選手のジャンプシュートで再び突き放そうとしますが、勝負どころでのミスが出て、逆に連続失点。何とか粘りを見せますが、第3ピリオド終了間際にブザービーター3Pシュートを決められ、51-53と逆転を許します。しかし、この悪い流れは一過性の物ではありませんでした。この隙をついてチェコは次々と加点。わずか2点ビハインドで始まったはずの第4ピリオドは、あっという間に点差を離されてしまいます。日本はキレを失い、悪い流れからのシュートは感覚も鈍り、決め切ることができず。早々にタイムアウトを使い果たし、何とか悪い流れを断ち切ろうとしましたが、得点はおろか、失点も抑えることができず、このピリオド6-18という大差をつけられ、57-71で2敗目を喫しました。

 試合後、内海ヘッドコーチは「前半は外角のシュートも良い形で入り、リズムよくいけましたが、終盤、急に崩れてしまいました。特に、相手に追いつかれると勝負所でスタミナが切れて、オフェンスでも足が止まってしまい、踏ん張りきれませんでした。対策していたチェコの#15VITECKOVA選手、#7HANUSOVA選手の得点は抑えられましたが、勝負となる後半だけで#13KULICHOVA選手に13得点決められ、インサイドの守りができず、悔しさが残る試合になってしまいました」と敗因を挙げるように、前半の良い流れが一気に後半で崩落。日本のバスケットをコートで表現できた場面もありましたが、40分の試合終了後にその成果を結果に表わすことはできませんでした。

 この結果により、あとがなくなった日本。日本戦の後に行われたスペインvsブラジル戦ではスペインが余裕の内容で勝利し、グループAはスペインとチェコが2勝、日本とブラジルが2敗となり、2勝同士がグループ首位を、2敗同士がグループ3位をかけて戦うことになります。

 1日休息日を挟んで行われるブラジル戦。#8宮元選手は「まだ終わりではないので、明日1日調整して、ブラジル戦に備えたいです。40分間の中で良いとき悪いときは必ずありますが、苦しくなった時間帯で我慢しきれないことを自分自身感じているので、チーム内で声かけて身体を張って、我慢できるところは我慢して爆発できる勢いをつけたいのと、何が何でも勝つ強い気持ちを最初から出して、40分間切らさず戦いたいです」と話し、限られた時間で万全な調整を行います。

 日本はブラジルに勝つしか、次のラウンド進出に残された道はありません。「所属チームや家族や応援してくれている皆さんがいて、私たちはこのコートに立てているので、何とか勝って皆さんに“日本のバスケット”を証明したいです」と#13大神選手が言うように、応援してくださる皆さんのためにも、次のブラジル戦に全精力を注ぎます。

 予選ラウンド最終戦のブラジル戦は、9月30日(火) 14:00(日本時間 20:00)ティップオフ。この試合の模様は、CS放送「フジテレビNEXT」にて19:50(日本時間)より生中継されます。また、大会公式サイトでは、Live Statisticsにて試合経過をご覧いただけます。

 予選ラウンド突破へ向け、本当に負けられない一戦。引き続き、ハヤブサジャパンへのご声援をお願いいたします。