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第17回アジア競技大会 女子日本代表チームは銅メダルを賭け、16:00よりチャイニーズ・タイペイと対戦

2014年10月2日

日毎にチーム力が増しており「本当に良いチーム」と話す#5諏訪 裕美キャプテン

昨年のFIBA ASIAメンバーで挑んできた韓国に対し、#11三好 南穂選手は18得点


 「第17回アジア競技大会 バスケットボール競技」は第13日目。女子バスケットボール競技は本日が最終日を迎えます。決勝に進んだのは韓国と中国。この2チームはすでにメダルは確定しており、あとは輝きを競い合うだけ。残る1つの銅メダルを賭け、ハヤブサジャパン 女子日本代表チームはチャイニーズ・タイペイと対戦します。

 昨日の準決勝・韓国戦で惜しくも53-58で敗れ、肩を落とす選手たち。気持ちを切り替えなければなりませんが、昨日の時点では沈んでいました。それでもキャプテンの#5諏訪 裕美選手は、「このチームは本当に良いチームです」と胸張り、このチームで最後の試合となる3位決定戦へ向け、再び闘争心を持ってコートに帰ってきてくれるはずです。

 2010年に行われた前回大会も3位決定戦でチャイニーズ・タイペイと対戦し、73-61で勝利して銅メダルを死守。昨日の中国戦では、序盤はリードしていたチャイニーズ・タイペイ。出だしでペースを握られないよう、気を引き締めて試合に入ることが大事となります。しかし日本も、韓国を相手に#4馬瓜 エブリン選手が11得点、#11三好 南穂選手は3Pシュート4本を含む18得点を挙げ、#9牛田 悠理選手も9得点7リバウンドと若手選手が台頭しており、チームの成長はしっかり見てとれます。一色 建志ヘッドコーチは、「チャイニーズ・タイペイの特長はだいたい分かっていますが、もう一度帰ってからしっかり映像を見て、研究します」と話しており、できる限り最善の準備を行い、ラストゲームへ向かいます。

 FIBA女子世界選手権は、予選ラウンド敗退が決まり、3試合で世界への挑戦は終わってしまいました。その悔しさをアジア競技大会メンバーたちも感じ、そして「世界選手権メンバーが昨年のFIBA ASIA 選手権で勝った相手には負けられない」と#5諏訪選手が話すように、モチベーションへと変えています。

 3位決定戦・チャイニーズ・タイペイ戦は、本日、10月2日(木) 16:00より、Hwaseong Sports Complex Gymnasiumにて行われます。3大会連続のメダル獲得へ向け、さらなるご声援をよろしくお願いいたします。