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平成26年度男子U-16日本代表チーム 第2次強化合宿開催報告

2014年11月4日

攻守とも強いプレイが求められるペイントエリア内

映像を見ながら世界との戦いを意識づけ


 来年、インド・バンガロールで開催される「第4回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会」に向け、平成26年度バスケットボール男子U-16日本代表チームは、11月1日(土)~3日(月・祝)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、第2次強化合宿を実施しました。第1次強化合宿に参加した24名から15名に絞られ、この中から年始に予定されているヨーロッパ遠征メンバーを選考していきます。

 前回はハーフコートでのオフェンスドリルを練習しましたが、今回はトランジションからのオールコートに展開しました。また、ディフェンスでは相手のピック&ロールを防ぎ、簡単にノーマークを作らせないことを徹底させています。男子U-17日本代表チームを率いた井手口 孝アドバイザリーコーチは、「ペイント内に入られたら負け。センター陣はボールを持っていようがいまいが、簡単に相手を中に入れないようにすること。もし入ってこられたら、ファウルをしてでも止めること。そして、1点でも失点を少なくするためにディフェンスはしつこく体を張ること。それくらいのプレイの強さを持って取り組むように」と、選手たちに伝えて意識を変えさせています。U-16強化委員のコーチ陣にはDVDを配布し、全員が同じ指導ができることを徹底してきました。「今はいろんなことを覚えて、そのうちその中から得意なプレイが生まれてくる」と飯沼 加寿夫アドバイザリーコーチは話し、国際大会で勝つための技術を選手たちは体得しています。

 分解練習で習ったプレイをスクリメージで実行する選手たち。ポイントガードのの大橋 大空選手(和泉市立光明台中学校 3年)は、「シュートがうまかったり、動けるセンターがいますが、どんな選手にもしっかり合わせてまんべんなくパスを回すことを意識していました。海外の選手は手が長かったりするので、外側から回転をかけてパスを出したり工夫しています」、小島 基嵩選手(姫路市立家島中学校 3年)は「レイアップは一歩目のステップで逃げてしまうと簡単にブロックされてしまいます。強くシュートまで持っていけるように、これからも練習をしていきたいです」とそれぞれ話しており、日本人同士では通用するプレイでもコート上では意識を変え、練習に励んでいました。また、ビデオミーティングでは自分たちのプレイを確認するとともに、8月に行われたFIBA U-17世界選手権の映像を見て、世界との体格差を視覚的に訴えかけたり、他国の強いプレイを取り入れたりしながら意識づけを行いました。

 「エキサイトしながらコート上で表現してくれており、良い方向に向かっています。ですが、まだまだできるはずです。もっともっと自分を出して、もっともっとコート上で競い合って日本代表を目指してください。ここで習ったことを、学校に戻ってから後輩たちに教えることも大事です。次に来る時には、それぞれがバージョンアップしてきてください」と大平 敦チームリーダーは閉講式で挨拶をし、3日間の合宿は終了しました。

 男子U-16日本代表チームは、2大会連続でFIBA U-17世界選手権の出場権獲得を目指し、アジアで3位以内に入るためにも、更なる強化を進めていきます。