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FIBA U19 ワールドカップ 2021:予選ラウンド[第3戦]日本63-95リトアニア

2021年7月6日

流れを変えるべく、早めのタイムアウトをとって指示を出す佐古賢一ヘッドコーチ

タフショットが続き、流れをつかめず3連敗

 「FIBA U19バスケットボール ワールドカップ2021(以下U19ワールドカップ)」は4日目、休息日を開けた男子U19日本代表は、リトアニアとの予選ラウンド最終戦に臨みます。まず1勝を目指す日本でしたが、序盤から一気に点差を放され、流れをつかめないまま63-95で敗れ、3連敗。グループA 4位の日本は、明日7月7日(水)18:00よりグループB 1位のセルビアと対戦し、決勝トーナメントへ進出を懸けた『ROUND OF 16』に臨みます。

 試合開始2分も持たず、リトアニアに10点差をつけられ、無得点の日本はタイムアウトを取らなければならない状況になります。オフェンスがつながらず、リバウンドを取ったリトアニアがトランジション速く一気に自陣へ攻め込み、簡単な失点が続きました。流れを変えるべくメンバーを交代し、ゾーンディフェンスにしたことで落ち着きを取り戻します。#7 木林 優選手 (筑波大学2年)の連続得点などで、13-15と1ゴール差まで詰めます。しかし、日本はタフショットを選択させられ、リバウンドを取ったリトアニアがふたたび主導権を握ると32-57、一気に25点差まで広げられて前半を終えます。

 後半、開始から2本のプレーで30点差をつけられ、その後も日本はリズムをつかむことができないままゲームが進みます。ディフェンスでもリトアニアに押し込まれ、リバウンドも取れずにファウルがかさみ、フリースローでの失点も増えます。ターンオーバー23本とミスも目立ち、結局63-95の32点差で敗れ、予選ラウンドを3連敗で終えました。

 4チームで争われる予選ラウンドは順位を決める戦いであり、4位になっても決勝トーナメントへ進むチャンスが残っています。もちろん下位で進めば厳しい戦いにはなりますが、ベスト8を懸けたグループB 1位チームに勝てば決勝トーナメントに進み、より高いレベルに挑むことができます。まず1勝の目標を掲げ、世界に挑む男子U19日本代表であり、下を向くことなく勝利を目指して貪欲に戦うだけです。

■予選ラウンド グループA最終結果
1位:カナダ(3勝)
2位:リトアニア(2勝1敗)
3位:セネガル(1勝2敗)
4位:日本(3敗)