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男子U18日本代表:ドイツ遠征へ出発「オフェンスリバウンドにもしっかりと絡めるように意識」フリッシュ ニコラス聖選手

2024年3月29日

ゲームメイクと3ポイントシュートでチームを引っ張る菅野陸選手

インサイドの要となるフリッシュ ニコラス聖選手

 男子U18日本代表は今年9月にヨルダン・アンマンで開催される「FIBA U18アジアカップ」へ向け、継続的な強化を行っています。3月28日よりドイツ遠征へ出発し、2018年以来となる「第30回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」へ出場します。

 ユース世代の世界ランキングで30位の日本に対し、オーストラリア(4位)、トルコ(6位)、ドイツ(10位)、スロベニア(13位)、チェコ共和国(45位)とほとんどが上位に位置するチームとグループリーグを対戦。唯一下回るチェコ共和国を率いるのは、元アンダーカテゴリーの指揮を執っていたトーステン・ロイブルヘッドコーチであり、日本を熟知しています。

 強豪揃いの相手に対し、アレハンドロ・マルティネスヘッドコーチはこれまでと変わらず「シンプルにプレーすること」を徹底させます。ドリブル音がコート内に多く響くことを嫌い、パスを回して全員でチャンスを作り、確率の高いシュートを選択するのが日本のスタイルです。そのためにコミュニケーションは大切であり、それは選手とコーチも一緒。マルティネスヘッドコーチは、「分からないことがあればすぐコーチに聞くこと。もし、何度も伝える必要があるならば、それを伝えるのがコーチの仕事でもある。シャイな選手ではなく、正直な選手であって欲しい。コーチはバスケの話をすることが好きであり、訪ねられることを嫌うコーチもいない。コーチの仕事は選手を助けることだから」と選手に話して距離を縮め、アルバート・シュバイツァートーナメントで強化してきたことを試します。

 フリッシュ ニコラス聖選手(開志国際高等学校3年)は男子U16日本代表候補として、これまでもマルティネスヘッドコーチの練習に参加してきました。「海外のチームはセンターだけではなく、3番や4番ポジションの選手も大きいので、全員がボックスアウトの意識を高く持ってリバウンドを獲りに行かなければなりません。日本は相手よりも小さい分スピーディーに動けるので、ディフェンスからブレイクを出すことが強みになると思っています」と理解しています。

 フリッシュ選手はドイツ遠征へ向け、「得点面ではあまり活躍できないかもしれないですが、スタッツに残らないようなディフェンスやボックスアウトでがんばりたいです。ディフェンスリバウンドを獲るのは当たり前として、オフェンスリバウンドにもしっかりと絡めるように意識しています」と役割に徹します。開志国際高校のチームメイトである平良宗龍選手と千保銀河選手と一緒に出場できるのも心強く、「みんな揃って選ばれるようにがんばります」とフリッシュ選手は力を込め、今後のFIBA U18アジアカップへ向けてアピールします。

 菅野陸選手(帝京安積高等学校)は「日本はサイズもないので、外からのシュートが結構大事になってくるのかなと思いました。シュート力をもっと高くして、自分たちのペースで試合展開できるようになれば良いです」と話し、男子日本代表の試合をお手本とするこの世代は、国際大会の戦い方をイメージできていました。練習中、菅野選手は3ポイントシュートをよく決めており、「自分ができる最大限の力をしっかりドイツで発揮して、1勝でも多くできるようにしたいです」とはじめての世界に挑みます。

■日本戦スケジュール (予定/日本時間) 
3月30日 22:00 日本 vs スロベニア
3月31日 23:00 日本 vs トルコ
4月1日 深夜1:15 日本 vs オーストラリア
4月3日 23:30 日本 vs チェコ共和国
4月4日 深夜4:00 日本 vs ドイツ
4月5日 予選ラウンド
4月6日 決勝ラウンド