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3×3男女U23日本代表:FIBA 3×3 ユース・ネーションズリーグ 2025 -アジア- へ出発「もっと点数を獲れるプレーヤーになりたい」坂本康成選手
2025年8月9日

上野心音選手は2年前のFIBA 3x3 U18ワールドカップで銅メダル獲得

坂本康成選手は5人制につながる3x3の魅力を実感
8月11日(月)より開幕する「FIBA 3×3 ユース・ネーションズリーグ 2025 -アジア-」へ向け、3×3男女U23日本代表は8月7日から直前合宿を実施。本日8月9日、開催地の中国・邯鄲へ向けて出発しました。
3×3男子U23日本代表の中で3×3は高校生以来となるロイ優太郎選手(白鷗大学)と、今年5月の合宿や3×3ジャパンツアーが初挑戦となった坂本康成選手(筑波大学)は経験こそ浅いですが、持ち前の身体能力やスキルで早速順応しています。どちらも「楽しい」と感想を述べ、坂本選手はチームとして一体感を持って戦うところに魅力を感じていました。5人制と比較し、「オフェンスとディフェンスの切り替えが激しくて、かなり体力が消耗することに驚きました」と坂本選手は言います。この機会に体力や判断力など3×3特有のスキルを習得し、「特に1対1が強くなければ通用しないと思うので、そこを強化していきたいです。筑波大学に戻ったときに、もっと点数を獲れるプレーヤーになりたいです」とステップアップにつなげます。
上野心音選手(筑波大学)は2022年から2年連続でFIBA 3×3 U18ワールドカップに出場し、2年前は銅メダルを獲得。今年5月にふたたび3×3をプレーし、そのときのパフォーマンスを評価され、3×3女子U23日本代表に選出されました。チーム最年少の上野選手は「まわりはお姉さんたちばかりですけど遠慮しないで、FIBA U23ワールドカップの出場権を勝ち取るために気合い入れていきます。しっかり感覚をつかんで、本番ではシュートを決めていきたいです」と意気込みを述べます。このチームでは「ハンドラーとしてドライブし、2ポイントも打っていきます。得点を狙いながらまわりも生かすことが役割です。盛り上げるのは得意なので、ベンチでは1人しかいないですがしっかりと盛り上げていきたいです」と持ち前の明るさで合宿から溶け込んでいます。
坂本選手は2年前のFIBA U19ワールドカップ、上野選手も2022年のFIBA U17ワールドカップへ出場し、5人制でも世界を知る選手たち。3×3でも多くのチームと対戦してきた上野選手にとって、ライバル視するのは中国です。「これまでの試合を見ていても強いし、何よりも大きいチームなので、絶対に負けたくないです」と力を込め、男女とも優勝するためには乗り越えなければいけない相手です。
■FIBA 3×3 ユース・ネーションズリーグ 2025 -アジア- 大会概要
大会日程:2025年8月11日(月)~17日(日)
場所:中国・邯鄲
出場国:日本、モンゴル、中国、マレーシア、カザフスタン、イラン(各男女)
スケジュール
STOP1:8月11日
STOP2:8月12日
STOP3:8月13日
STOP4:8月15日
STOP5:8月16日
STOP6:8月17日
各STOPで優勝チームが決まり、6つのSTOPの優勝回数など総合トップチームが9月17日より中国・雄安で開催するFIBA 3×3 U23ワールドカップ2025への出場権獲得
関連リンク
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