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3×3トップリーグ担当審判研修会 オンライン実施報告

2021年6月3日

3x3トップリーグ担当審判研修会 (オンライン) の様子

オンライン研修資料

 当協会 (JBA) では、各ブロックから推薦され選考会に合格した審判員を 3×3トップリーグ担当審判員として「Japan Tour EXTREME」「3×3.EXE PREMIER」など国内トップレベルの 3×3 大会へ派遣しています (直近 2 年はコロナ禍のため担当選考会は未実施)。
 去る 5 月19日 (水) に 3×3トップリーグ担当審判員を対象にオンライン研修会を開催いたしましたので、以下のとおりご報告いたします。

 3×3 は 5 対 5 のバスケットボールと競技規則上で判定基準が異なり、競技規則自体も異なる部分があることから、『3×3 を担当するときには頭のチップを入れ替えることが重要』と言われています。研修会では、3×3 FIBA レフェリーの伊藤亮介氏の解説で、国内外で実際に起きたプレー映像を見ながら判定基準を確認。昨年より 3×3 FIBA レフェリーを対象に実施された FIBA 主催ウェビナーで強調された点も確認しながら進行しました。

 今後11月に開催予定の「Japan Tour EXTREME FINAL」まで、トップリーグ担当審判間で定期的な情報共有を行いながらトップリーグにおける判定基準の標準化、さらには国内の 3×3 審判技術の向上を目指して研鑽を続けていきます。

 JBA では、3×3 競技規則・公式解説に則り、3×3 における判定基準を『3×3プレーコーリング・ガイドライン』として文書化し、映像クリップへのリンクとともにすべての皆様へ公開しています。このたび、FIBA 主催ウェビナーの情報を追加した最新の 3×3 プレーコーリング・ガイドライン20210522を公開しました。プレーヤー、審判員が同じ認識で試合に臨むため、ファンの皆さんが試合を楽しむ一助としてご活用いただけますと幸いです。

○「バスケットボール競技規則2021」ページはこちら>>
○「3×3 プレーコーリング・ガイドライン20210522」はこちら>>

 
■出席者コメント
○ 田中豊弘 審判員 (香川県)
 新たなシーズンに向けて研修会の開催をしていただき、ありがとうございました。コロナ禍で審判をする機会が少ない状況ですが、映像をよくみて準備したいと思います。

○ 中川純一 審判員 (群馬県)
 事例の動画をたくさん使用していただいたので、理解しやすい研修会でした。担当前に再確認して試合に臨み、ミスなしを目指して頑張りたいと思いました。
 また、冒頭の「3×3 のゲームをこのように考えていませんか?」との問いに考えさせられる部分がありました。感覚的に少し前の考え方が抜け切れていない感触がありましたので、改めてプレーコーリング・ガイドラインを確認していきたいと思います。