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ニュース

2018年度U14ナショナル育成センター 第2回キャンプ 開催報告

2018年12月16日

佐藤晃一パフォーマンスコーチによるトレーニングで正しい体の使い方を学ぶ

女子はフィジカルコンタクトを伴う1対1を練習に組み込んでいた

 11月16日から18日までの3日間、味の素ナショナルトレーニングセンターで「U14ナショナル育成センター」の第2回キャンプが行われました。

 このキャンプは前週に行われた第1回キャンプに続くものですが、前回は男女各30名が参加して行われました。今回はそこから男子は20名、女子は22名にセレクトして、3日間のキャンプに臨みました。
「選手を選ぶ作業はいつも難しい」と男子を指導するトステン・ロイブルコーチは言います。「第1回キャンプに参加した選手はみんないい選手で、可能性もありました。また今年度のU14男子はみんなエネルギーがあって、一生懸命練習に取り組み、規律も正しい。こういう選手たちをセレクトするのはとても難しい作業です」。それでもロイブルコーチらがセレクトした20名は、前回以上に細かく、緻密な練習に汗を流していました。
 そして今回もこの20名から、第3回キャンプ(12月7日~9日)に向けて15名に絞り込まれます。
「選手たちにとってはストレスのかかるキャンプになったと思いますが、こうしたサバイバルは遅かれ早かれ覚えなければいけないことです。彼らにとって、こうした状況になることもこれが最後ではないでしょう。この年代でこうした経験を積むことはいいことだと思います。第2回キャンプも全体を通して非常によいキャンプでした」
 ロイブルコーチも手ごたえをそう振り返ります。

 セレクションの難しさを感じているのは、もちろん男子だけではありません。女子を指導する萩原美樹子コーチも同様です。
「セレクトの基準の1つは、前回のキャンプでこちらが要求していることに対して意識できているかでした。うまくできなくてもいいから、言われていることが何なのかを理解して、それに対してどれくらいアプローチしているか。実際理解していないと感じる選手もいましたが、理解できないのであればまだしも、理解しようとしない、トライ、チャレンジをしない選手では困ります。そうした面を評価しました」
 キャンプで求められることや行うドリルは、選手たちからすればレベルが高かったり、やったことのないドリルだったりします。だからといって、そこから目を背けていては選手自身の成長につながりません。
「彼女たちが母体チームで要求されていることと、このキャンプで要求されていることが異なる可能性は確かにあるでしょう。でも(日本)代表に選ばれるとはそういうことです。別の役割を求められたらそれを全うし、そして母体チームに帰ったらそこでの自分の役割を全うする。それが代表選手に求められる資質でもあるので、それについては今後も要求していきたいと思います」
 萩原コーチはそう言いつつ、こう続けます。
「とはいえ、母体チームで言われていることと、このキャンプで言われていることがまるで違うということもないはずです。どこかで重なっているところがあると思います。それはバスケットにおいて必要なことだと理解して、どちらの練習にも取り組んでほしいと思います。そういうところがたくさん重なっていけばいいと考えています」
 これは12月に行われる第3回キャンプに向けた、それまでの3週間の過ごし方を説いているとも言えます。

 第2回キャンプに参加した大橋翔太選手(愛知・名古屋市立明豊中学2年)は、今回のキャンプで最も長身の選手(194センチ)です。その大橋選手は「練習についていくのに必死でした。覚えることも多く、しかも瞬時に判断しなければいけないのが大変でした。それでもドリブルスキルを学んだり、いろんな攻め方をもっと学びたいです」と第3回キャンプへの意欲を見せていました。
 女子の平賀真帆選手(岩手・北上市立北上中学2年)は「自分は身長が小さい方で(166センチ)、ペイントエリア内にドライブをしても、いつもブロックされていました。でもキャンプを重ねていくうちに、ディフェンスとコンタクトしながらシュートまで持ち込めるようになりました」とコンタクトプレーの重要性に気づいたと振り返ります。そして平賀選手もまた「練習を大切にして、そのなかで何か1つでも自分が成長できる部分を見つけて、やっていきたい」と第3回キャンプへの意欲を見せていました。

 U14のサバイバルキャンプは、12月7日からの第3回キャンプが最終回になります。選ばれた15名も、選ばれなかった選手もキャンプで学んだこと、感じたことをじっくりと復習しながら、次のステップに進んでもらいたいと思います。

 
■2018年度U14ナショナル育成センター 第2回キャンプ 主な実施プログラム

■1日目 11月16日(金)午後
・開講式
・クリニック
・トレーニング
・栄養講習
・男子:スクリメージ
・女子:講義

■2日目 11月10日(土)午前
・散歩/体操
・クリニック

■2日目 11月10日(土)午後
・クリニック
・トレーニング
・講義

■3日目 11月11日(日)午前
・朝練習
・クリニック

※活動の様子はフォトギャラリーにてご覧下さい。