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Wリーグサマーキャンプで女性審判研修会を開催

2019年8月1日

試合後のミーティングの様子

女性分科会の様子

 当協会 (JBA) では、女性審判の審判技術向上および活動環境整備を目的として、去る7月13日 ~ 15日の3日間、S 級女性審判員を対象に「女性審判研修会」を開催しました。

 参加者は、シーハットおおむら (長崎県・大村市) で開催された W リーグサマーキャンプ2019にて審判を担当し、試合後に審判インストラクターから映像ミーティングでフィードバックを受けて審判技術の向上を図りました。また、JBA 審判委員会女性分科会を開催し、各ブロックの女性審判の活動状況や悩みなどを共有したほか、女性審判員の活動環境整備についてディスカッションを行い、今後の目標と課題を話し合いました。

 今回の議事内容をもとに女性審判員が審判活動に参加しやすくなるよう、環境を整備し、安心して審判活動を継続できるように全国での取り組みやブロックで取り組みをしてまいります。

 
■担当インストラクター
・前田 喜庸 (インストラクター部会長 / T 級審判インストラクター)
・関口 知之 (トップリーグ強化部会長 / T 級審判インストラクター)
・宮武 庸介 (T 級審判インストラクター)
・松本 隆  (T 級審判インストラクター)
・伊藤 恒  (T 級審判インストラクター)
・宇田川 貴生 (審判委員長 / 審判担当ダイレクター / T 級審判インストラクター)
・上田 篤拓 (FIBA レフェリーインストラクター / T 級審判インストラクター)

■前田 喜庸 (インストラクター部会長 / T 級審判インストラクター) コメント
「今回のキャンプでは代表選手は不在でしたが、リーグ開幕を見据えてチーム作りを進めているチーム同士の熱いゲームが繰り広げられました。そのゲームに取り組むレフェリークルーもしっかりと準備をし、これまでに増して安定してきたメカニクス (審判員の責任範囲の共通理解) でゲームを運営してくれたと感じています。プレゲームカンファレンスではクルーチーフを中心にメカニクス、プレーコーリング (判定基準) の確認、チームスタイルの情報共有などコートに立つ前にやるべきことをきっちりと行い、ゲームに臨んでくれていました。
 しかし、どれだけ準備をしてもコートの中ではいろいろなことが起こります。ゲーム後はクルーにインストラクターも交えて映像での振り返りを行い、ゲームを検証しました。インストラクターからは、POC (ポイント・オブ・コンタクト:イリーガルまたはリーガルな接触が体のどこに起きたのかを審判員が認識して判定すること) の重要性やメカニクスのポイントであるチェックイン・チェックアウトなど今シーズンの重点課題をレフェリークルーの皆さんにお伝えし、コート上での実践をお願いしていきました。W リーグ開幕に向け、審判員もしっかりと準備をし、チーム・レフェリー 一体となって東京オリンピックでメダルを狙っている日本のバスケットボールをさらに盛り上げていただきたいと思っています。頑張ってください」

■参加者コメント:村上 恵美 (S 級審判員)
「試合では、『インパクトプレー』『スクリーンプレー』『コミュニケーション』の3点にポイントを置いて、審判員全員が意識を統一してゲームに臨み、コート上でより良いゲーム運営を行う為にゲーム後に映像を用いながらインストラクターと皆さんと振り返りを行うことで、多くのことを確認することができました。現場では最善を尽くし対応していることでも、ディスカッションする中でより良い方法を導き出せることに、審判員としての魅力を改めて感じる有意義な時間でした。
 また、女性分科会による研修会では、女性審判員の意識改革と環境整備という観点でグループディスカッションを行いました。過去から現在、未来に向けて山積する課題に対し、女性審判員が同じベクトルで自分たちの必要課題であるという意識を強く持って話し合いを行いました。
 今回の研修で得た課題や学び、今回の場のエネルギーを各ブロック・各県・各地域へと伝えることが我々の使命であると感じています。その使命を果たすべく研鑽を積み、各県・各地域と連携を強固なものにし、コート内外で表現していきたいと思います」