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女子日本代表:第7次強化合宿開始「やっとバスケットが楽しめるようになってきた」藤岡麻菜美選手

2019年8月2日

FIBA女子アジアカップ2019へ向けた本格的な強化がスタート

「やっとバスケを楽しめるようになってきた」と気持ちの面から復調しはじめた藤岡麻菜美選手

 4連覇を目指す「FIBA女子アジアカップ2019」まであと53日(2019年9月24日開幕)。「ここからがアジアカップへ向けた本格的な準備となります」とトム・ホーバスヘッドコーチが宣言。AKATSUKI FIVE 女子日本代表は17名の候補選手を招集し、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第7次強化合宿(8月1日(木)〜5日(月))がはじまりました。

 前回合宿時にはニュージーランド代表と2試合を行い、「1戦目は良かったですが、2戦目は課題点が多かったです」というホーバスヘッドコーチ。今合宿がはじまるまでの約2週間でチームをどう上向かせれば良いか頭を悩ましていました。初日の公開練習時には、久しぶりに怒号が飛び、「昨年のワールドカップで一番弱かった部分であり、ディフェンスなどコミュニケーションが大切なのに、今日は全然声を出していませんでした」と緊張が走ります。

 ニュージーランド戦ではリオデジャネイロオリンピックでもコンビを組んだ、町田 瑠唯選手 (富士通 レッドウェーブ)と渡嘉敷 来夢選手 (JX-ENEOSサンフラワーズ)のコンビプレーが機能したとホーバスヘッドコーチは振り返ります。「町田は視野が広く、渡嘉敷もカッティングのタイミングが上手です。渡嘉敷が空いてれば町田がどんどんパスを出し、12分ほど出場して9アシストを決めていました」とパスファーストのポイントガードらしいプレーでしっかりアピールができたようです。

 対して、昨年のFIBA女子ワールドカップから「バスケットボール女子日本代表国際強化試合2019 三井不動産カップ(水戸大会)」でのベルギー戦まで先発を任されていた本橋菜子選手(東京羽田ヴィッキーズ)を、「あまり使わなかった」とホーバスヘッドコーチは不満を露わにします。「昨年のワールドカップでは3Pシュートやドライブ、パスといろんなプレーを出していたのに、ニュージーランド戦ではその部分が消極的になっていた」ことを理由に、出場機会が減らされた本橋選手。今合宿ではしっかり修正し、「彼女の良いところが出ていました」と元の姿を取り戻しています。

 「ポイントガードとして3番手であり、それが現状です」と今年はまだアピールできていなかったのが藤岡麻菜美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)です。今合宿は赤いビブスを着ていましたが、「白がトップ8の選手」とホーバスヘッドコーチは断言しており、今は控え組にいます。2年前のアジアカップで3連覇へ導いたときのイメージが強く、自他共に「それを求めすぎてしまい、見合わない自分にストレスを感じて悪循環になってしまっていました」というのも調子が上がらなかった原因でした。

 しかし、前回合宿から「やっとバスケを楽しめるようになってきた段階にあります」と気持ちの面から復調しはじめています。「主力組に入ることを目標に置かなければいけないですが、チームはスタメンだけではありません。いつ呼ばれても良いように、日々の練習から細かい部分まで準備して取り組んでいきたいです」と吹っ切れたことで今後が楽しみです。

 8月中旬より中国遠征を行いますが、そこへ行けるメンバーは15名のみ。2名が落とされるとともに、その後の「バスケットボール女子日本代表国際試合 三井不動産カップ2019(さいたまスーパーアリーナ)」(チケット好評発売中)を経て、12〜3名に絞り込まれます。FIBAアジアカップ2019へ向けたロスター争いはさらに激しくなっていきます。