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第17回アジア競技大会 男子日本代表はモンゴルを96-70で下し、目標としていた準決勝進出を達成

2014年9月29日

多くのモンゴルファンの声援を受けながらも23得点を挙げた#14金丸 晃輔選手

高さで勝る#15竹内 譲次選手のダンクシュート


 「第17回アジア競技大会 バスケットボール競技」は第9日目。ハヤブサジャパン 男子日本代表チームが掲げた目標は、前回大会4位に並ぶ準決勝進出。日本戦の前に行われたイランvs中国戦は順当にイランが勝利したことで、このモンゴル戦に勝てば最初の目標を達成できます。

 予選ラウンドからモンゴル戦は、多くのサポーターが駆けつけ声援を送っていました。#4石崎 巧選手は、「正直言って、こんなにモンゴルのファンがきて声援が送られるとは思っていなかったので、戸惑った部分はありました」と言い、そのせいか序盤はモンゴルが果敢に攻めてきます。日本はその勢いに押されることなく、自分たちの優位点を攻めることが今日のテーマ。長谷川 健志ヘッドコーチからは、「モンゴルはアウトサイドシュートが上手く、アグレッシブなチームなので、まずはそこをしっかり守ること。我々の方がサイズがある分、高さでイニチアシブを取っていこう」と伝え、コート上に選手を送りだしました。

 前半はアウトサイドシュートが良く決まった日本が、しっかりリードを奪う展開。もちろん高さを生かし、前半の終盤は#15竹内 譲次選手だけが得点を奪い、49-36とリードして後半へ。インサイドを起点にしながら日本はリードを広げていくと、モンゴルは為す術が無く3Pシュート一辺倒となり、ディフェンスではファウル覚悟で止めるだけ。会場の盛り上がりに、追い上げられている錯覚を覚えるほどでしたが、守ってはしっかりリバウンドを獲ってオフェンスにつなげ、走って得点を挙げていきます。2桁得点も5人おり、#14金丸 晃輔選手と#15竹内 譲次選手はともに23点。金丸選手は3Pシュート5本、竹内 譲次選手はリバウンド10本でダブルダブル。18点を挙げたのは#10竹内 公輔選手。こちらも10リバウンドでダブルダブル達成。高さを生かした戦術が功を奏しました。ベンチスタートの#7古川 孝敏選手は12点、#6比江島 慎選手は10得点。終始危なげない戦いで96-70、モンゴルを破ったハヤブサジャパン。

 これにより、準々決勝ラウンド【グループG】で2勝1敗となり、1位のイラン(3勝)に続く2位通過で目標としていた準決勝に到達しました。この結果を受け、長谷川ヘッドコーチは、「ファンは結果を求めていると思います。そのためにはフルメンバーでアジア競技大会に挑まなければ、なかなか結果は出せません。今回、現時点でのベストメンバーでこられたこと、その選手たちが合宿期間中から地道に努力をした結果、少しずつ成長しているのだと思います」と、安堵の表情を浮かべます。

 大勢のモンゴルファンの声援もありましたが、その中でも日の丸を振り、声援を送り続けてくれた日本ファンの皆様、ありがとうございます。日本で応援してくれた皆様も含め、ともに勝利と目標達成の瞬間の喜びを味わうことができました。

 本日は2得点に終わった#9辻 直人選手。やはり連戦で相手のマークも激しくなる一方、今日はインサイドでイニチアシブを取るために、ボールを入れることに専念していました。準決勝進出を決め、「正直なところ、疲れもあります。それでもベスト4を決めたわけですから、準決勝に向かってしっかり調整します。そして試合では強気なプレイを見せて、自分の良さを全面に出していきたいです」と意気込みを語ってくれました。

 準決勝の相手となる【グループH】1位は3連勝の地元・韓国。このグループには韓国同様、FIBA ワールドカップに出場したフィリピンもいたのですが、2~4位は1勝2敗で3チームが並び、得失点差などにより、カザフスタンが2位で勝ち上がってきました。準決勝はイラン vs カザフスタン、そして我らがハヤブサジャパンは韓国と対戦。準決勝は男女とも日韓戦です。

 準決勝・日本 vs 韓国戦は、10月1日(水)19:45より、Samsan World Gymnasiumにて行われます。メダルを賭けて争うここからが、どのチームも妥協しない本当の真剣勝負。チャンスをものにして、メダルを持ち帰れるよう、引き続きご声援をよろしくお願いいたします。