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第37回女子ウィリアム・ジョーンズカップ 4日目結果 -延長戦の末、95-86でアメリカ(SAVAGEアメリカプロ選抜)を破り、3勝1敗で最終戦へ-

2015年7月31日

 「第37回女子ウィリアム・ジョーンズカップ」は4日目。大会も後半へ差し掛かり、3試合を終えて2勝1敗の女子ヤング隼日本代表チームは、地元、チャイニーズ・タイペイAを下し、勢いを増しています。4戦目の相手はアメリカ(SAVAGEアメリカプロ選抜)。今大会では連敗スタートとなりましたが、徐々に自分たちの本領を発揮し始め、3日目には94-53でチャイニーズ・タイペイBで大勝し、試合を重ねながらレベルアップしているチーム。女子ヤング隼日本代表チームは、再度気を引き締め、第4戦に挑みました。
 つきましては、下記の通り試合結果をお知らせいたします。

 
■ヤング隼日本代表チーム 第4戦結果
日本(3勝1敗) ○ 95-86 ● アメリカ(SAVAGEアメリカプロ選抜)(1勝3敗)
(19-26, 27-15, 17-18, 21-25, 11-2)
[BOXスコア]

 第1ピリオド、開始早々、日本はリバウンドから#14藤岡から#15林、#7赤穂のジャンプシュートで4-0と幸先良いスタート。スティールから#15林の速攻も決まり、開始3分で8-2と日本リード。その後もアメリカのシュートが入らない間に日本は着実に加点し、#15林の3Pシュートで15-8とする。しかしその後、アメリカは高い位置からドライブを仕掛けて追い上げ15-14、さらに日本のシュートがこぼれる間にアメリカは確実に決めて逆転。17-20となったところで日本タイムアウト。その後も日本は失点を抑えられず、19-26で第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、日本は#14藤岡の3Pシュートで先制。#4大沼のドライブも決まり26-29と詰め寄ると、アメリカがタイムアウト。その後、互いにシュートを決めるが、#6宮崎から#13西岡の合わせ、4分32秒に#4大沼のジャンプシュートで35-35の同点とする。さらに#10曽我部の3Pシュートで38-35と逆転に成功すると、そのまま日本が勢いに乗り、点差を広げていく。アメリカのベンチテクニカルのフリースローと、その後のオフェンスでも#4大沼のジャンプシュートが決まり、46-41と日本がリードして前半終了。

 後半に入っても日本が主導権握り、52-45とリードを広げる。しかしその後、日本はオフェンスが噛み合わなくなると、徐々に点差を詰められ、残り5分12秒に52-52同点、そして3分19秒に逆転を許す。すぐさま日本は#4大沼の速攻からのバスケットカウントで59-54とリードを渡さず、#14藤岡のドライブで63-59とし、第3ピリオド終了。

 第4ピリオド、日本は#7赤穂のリバウンドショット、#5中村のゴール下バスケットカウントで68-59とリード広げる。対するアメリカもインサイドから押し込んでくるが、日本は#14藤岡のドライブで加点。その後、#6宮崎から#10加藤、#4中村のゴール下で相手の猛攻を凌ごうとするが、残り1分34秒、アメリカに3Pシュートを決められ、80-80同点に追いつかれる。さらには、同点からアメリカに2度フリースローを与えてしまい、80-84と4点ビハインド。残り31.6秒、4点差を追いかける日本は、スローインから#14藤岡の3Pシュート、さらに直後のディフェンスでスティールから速攻を持ち込み、相手のアンスポーツマンライクファウルからフリースローを獲得。1投決め、最後#6宮崎がドライブからシュートに持ち込むが弾かれ、84-84で延長戦突入。

 延長、序盤は互いにシュートを決められず膠着状態となるが、#14藤岡のリバウンドショット、#7赤穂のバスケットカウントで89-84と日本が再びリードする。その後、アメリカが1本シュートを決め返すも、日本は#4大沼のジャンプシュートや#14藤岡のクロスオーバーからのドライブで得点を挙げ、93-86とリードを広げる。ここでアメリカはタイムアウトを要求。しかし日本の勢いは止まらず、#4中村のジャンプシュートで勝負あり。95-86、勝負所で機動力と正確なシュートで優位に試合を進めた日本が延長戦を制し、3連勝を挙げた。

 次戦、7月31日(金)17時(現地時間)より、チャイニーズ・タイペイBと対戦する。

 
■第37回女子ウィリアム・ジョーンズカップ 4日目結果
韓国(4勝) ○ 93-49 ● チャイニーズ・タイペイB(1勝3敗)
日本(3勝1敗) ○ 95-86 ● アメリカ(1勝3敗)
ニュージーランド(4敗) ● 50-70 ○ チャイニーズ・タイペイA(3勝1敗)