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第37回女子ウィリアム・ジョーンズカップ 5日目結果 -チャイニーズ・タイペイBに71-57で勝利し、通算成績4勝1敗の準優勝で終了-

2015年8月1日

 「第37回女子ウィリアム・ジョーンズカップ」は5日目(最終日)。6チーム総当たり戦で行われる今大会の最終戦、優勝の望みが残っている女子ヤング隼日本代表チームは、地元、チャイニーズ・タイペイBと対戦しました。
 つきましては、下記の通り試合結果をお知らせいたします。

 
■ヤング隼日本代表チーム 第5戦結果
日本(4勝1敗) ○ 71-57 ● チャイニーズ・タイペイB(1勝4敗)
(22-9, 12-22, 17-9, 20-17)
[BOXスコア]

 日本は立ち上がりから自分たちの流れに持ち込み、第1ピリオドを22-9と大きくリードしますが、第2ピリオド以降、相手も盛り返し、追い上げられます。しかし#15 林 咲希選手が3Pシュートを4本決めるなど、最後まで粘り強く戦った日本が71-57で勝利しました。

 この結果により、女子ヤング隼日本代表チームは通算成績4勝1敗の準決勝で大会を終えました。チームは8月1日(土)の帰国後、一旦解散し、8月13日(木)~16 日(日)に開催する「東日本大震災復興支援 バスケットボール日本代表国際強化試合 2015」に出場します。引き続き、ご声援をお願いいたします。

■第37回女子ウィリアム・ジョーンズカップ 最終順位
優勝 韓国(5勝)
2位 日本(4勝1敗)
3位 チャイニーズ・タイペイA(3勝2敗)
4位 アメリカ(1勝3敗)
5位 ニュージーランド(1勝3敗)
6位 チャイニーズ・タイペイB(1勝3敗)

 試合後のヘッドコーチと選手のコメントを紹介します。

■恩塚 亨ヘッドコーチ
今大会の中で一番難しく、苦しいゲーム展開でしたが、本当に勝てて良かったです。選手たちがよく頑張ってくれました。
気持ちはあるのですが空回りしてしまい、思うようにいかない時間帯が非常に長く続きました。ただ、その中で素晴らしかったのは、全力で戻ってチームで守る意識や、相手に速攻を出させず、ハーフコートオフェンスになってからも24秒の最後の最後まで粘って守り抜いたことができたからこそ、この結果につながったと思います。
そのことは初戦から常に目標としてきたことであり、最後の苦しい状況でも発揮できたことはこのチームの成長の証だと思います。一番シンプルなところでどんな状況であっても絶対に諦めないことを言っており、それが最後の試合で表現してくれたことが一番うれしく、そして誇らしく思います。
8月16日の国際強化試合の最終戦が終わるまで、1cmでも成長できるように頑張ります。

■#4 大沼 美琴 選手
チーム的にも、個人的にも、最初に集まった時よりもちょっとずつですが成長が見られました。チームとしてもうまくいき、個人的にも自分の良さを少しずつ出せたと思っています。

■#7 赤穂 さくら 選手
外国人のセンターは少し遅くなるので、しっかり走って、走り負けないことを意識してプレイしていました。昨日のアメリカ戦は中も外もバランス良くできていたと自分でも思います。また、今大会は本当に自分でもシュートタッチが良いと感じていました。それも、周りのアシストが良かったおかげだと思っています。

 
■第37回女子ウィリアム・ジョーンズカップ 5日目結果
アメリカ(1勝4敗) ● 54-79 ○ ニュージーランド(1勝4敗)
日本(4勝1敗) ○ 71-57 ● チャイニーズ・タイペイB(1勝4敗)
チャイニーズ・タイペイA(3勝2敗) ● 52-68 ○ 韓国(5勝)