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第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 10日目 2次ラウンドのリベンジを目指すフィリピンとの準決勝は日本時間 23:00ティップオフ

2015年10月2日

チーム一丸となって未知なる戦いとなる準決勝へ挑むハヤブサジャパン

#15竹内 譲次選手は楽しみながらアジアの強豪相手に腕試し

 「第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)」は10日目。準々決勝でカタールを破り、一つ目の壁を乗り越えたハヤブサジャパン 男子日本代表チーム。FIBA ASIA選手権でベスト4進出は1997年・第19回大会以来、実に18年ぶりになり、ここから先は未知の領域となります。

 昨年、長谷川 健志ヘッドコーチ就任時、「規律」「勤勉」「協力」「実行」「情熱」の5つのキーワードを挙げました。それが現れたのが昨日のカタール戦であり、日本のアドバンテージとなって、小さくても組織力で戦えることを示すことができたわけです。その組織力が向上した点について、「昨年から取り組んできましたが、それらを表現するのが下手でした。しかし今年、田臥(勇太)選手が来てくれて、それを表現してくれたことが良かったです。これまでもみんなの心の中にはあるのに、日本人はシャイなので表現力が乏しい。僕はそこが嫌だったので、もっと積極的になったり、もっとコミュニケーションを取ったり、楽しいことがあれば笑え、という雰囲気作りをしたことも良かったのだと思います」と長谷川ヘッドコーチは説明。名前の挙がった#0田臥 勇太選手にそのことを伝えると、「僕だけではなく、みんなが声を出してます。ハーフタイムでも、どんどんみんなが声を出すようになって来たし、コメントするようになってきました。試合に出てるメンバーも、出てないメンバーも全員です。長谷川ヘッドコーチがおっしゃっているリーダーシップを全員が持とうというのは、試合を重ねる毎にみんながその必要性を感じているなというのは見ていて思います」と話し、日本のため、仲間のためを思った選手たちの行動が重なり合い、組織となって機能していると言えます。

 さらに、長谷川ヘッドコーチは「選手たちは一生懸命ひたむきに努力しています」と、チームの成長について、小さな歩幅でも前進していることを強調しました。常に4強入りしている女子日本代表チームでさえ、アジアチャンピオンを奪還するまでに43年もの長い時間がかかりました。長谷川ヘッドコーチ曰く、「今の戦術はほとんど世界中が一緒」。だからこそ、「今の現状を一歩ずつ変えていき、日本のオリジナリティとなるアドバンテージをどうやって作っていくかを突き詰めていかねばなりません」。一つ目の壁を乗り越えた男子日本代表チームですが、これから始まる戦いこそが重要であり、ステップアップを継続していくことが大事です。

 川淵 三郎会長は、「まずはリオへの第一関門を突破し、9大会ぶりにベスト4入りしたことについて、素直に選手たちはよく頑張ったと思う。しかし、まだまだ道半ば。ここで喜んでいるわけにはいかない。女子のオリンピック出場権獲得、そしてラグビー日本代表の活躍にも刺激を受けたと思うが、ぜひ奇跡を起こしてほしい。準決勝も朗報を期待している」とエールを送りました。

 準決勝の相手は、2次ラウンドの初戦に敗れたフィリピンに決まり、再び高い壁となってそびえ立ちます。前回対戦時、前半は互角の戦いをしていた日本でしたが、後半に入ってリードを許すと追いつけそうで追いつけないまま67-73で惜敗。試合後、誰よりも悔しがっていたのは、#15竹内 譲次選手でした。怪我を乗り越え、4年ぶりにFIBA ASIA選手権の舞台に帰ってきた竹内選手は、自分の力がアジアでどこまで通じるか挑戦し、平均15.7点、11.6リバウンドと攻守に渡って大活躍しています。初めての経験となる準決勝へ向け、「もう楽しみです。今回は準決勝だけでなく、開幕戦のイラン戦から楽しみにしていました。上に行けば行くほど、強い相手と対戦できるのは、若い選手にとっても僕にとってもすごく良いことです。フィリピンに敗れたのは相当悔しかったので、勝ち上がってくるのを望んでいます」と話していました。望み通り、フィリピンとの再戦が決まった準決勝。「上のレベルのチームに立ち向かうのが僕らの一番の仕事です」と長谷川ヘッドコーチは話すように、今日ものその任務を遂行するだけです。

 リオデジャネイロオリンピックの出場権獲得まであと2勝に迫りました。未知の領域に足を踏み入れた準決勝を全力で戦うことで、日本の未来に大きな意味を持つ一戦となります。
 本日、23:00(現地時間 22:00)より行われる準決勝は、CS放送「フジテレビNEXT」にて、22:50より生中継されます。また、試合経過や速報はFIBA大会公式サイト ライブスタッツ(英語)にてご覧ください。
 ※当初、22:30(現地時間 21:30)の試合開始でしたが、FIBA ASIAの決定により試合時間が変更となりました(※日本時間 10月2日15:30更新)。