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バスケットボール男子日本代表チーム 新ヘッドコーチ発表記者会見のご報告 -新ヘッドコーチに、アルゼンチンの名将フリオ・ラマス氏が決定-

2017年4月13日

本日都内にて、記者会見を実施

男子日本代表チームの新ヘッドコーチに、フリオ・ラマス氏が決定

 当協会(JBA)は、本日4月13日(木)、都内にて、バスケットボール男子日本代表チームの新ヘッドコーチ発表記者会見を実施し、新ヘッドコーチとして、2012年ロンドンオリンピックで男子アルゼンチン代表を4位に導いたフリオ・ラマス氏の就任を発表いたしました。
 「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームは、2019年FIBAワールドカップ(中国)、そして2020年東京オリンピックに向けて、今年7月以降、フリオ・ラマス新ヘッドコーチの下、強化活動を進めてまいります。
 つきましては、記者会見の内容について、下記のとおりご報告いたします。

 
■「AKATSUKI FIVE」バスケットボール男子日本代表チーム
 新ヘッドコーチ発表 記者会見 開催報告

■日時/会場:
日時:平成29年4月13日(木) 16:00~16:30
場所:JBA会議室

■登壇者:
(公財)日本バスケットボール協会 会長 三屋 裕子
(公財)日本バスケットボール協会 技術委員会 委員長 東野 智弥

■会見内容:
・バスケットボール男子日本代表チーム フリオ・ラマス 新ヘッドコーチの就任(2017年7月1日付)

※本年6月に長野県で開催される「第5回東アジアバスケットボール選手権大会」は、ルカ・パヴィチェヴィッチ テクニカルアドバイザーがヘッドコーチとして指揮を執ります。

 
【記者会見 コメント要旨】

■(公財)日本バスケットボール協会 会長 三屋 裕子
 昨晩、川淵エグゼクティブアドバイザーがツイッターに書いてしまい、心配したとおりのことが起こってしまい、皆さんにも名前が分かってしまったかと思います。
 東野技術委員長を中心に人選を進めてきた男子日本代表チームの新ヘッドコーチについて正式に発表できることになり、大変うれしく思います。この6月に開催される東アジア選手権大会を皮切りに、いよいよ2019年ワールドカップ、2020年東京オリンピックへ向けた実戦がスタートしますが、その間に行われるすべての大会が実質的なオリンピック予選となります。ここからの3年間は、まさに日本のバスケットボールの将来をかけた勝負の期間だと言えるでしょう。
 日本のバスケットボール界の発展にとって、男子日本代表チームの活躍は欠かすことのできない要素です。人選の過程で、私もラマス氏と会話を交わしましたが、熱意があり、誠実な方との印象を強く受けました。また、我々のプロジェクトの重要性も理解してくれており、「日本のために仕事をする」とおっしゃってくれました。オリンピックなどで実績のある世界的コーチを迎えるのは初めてのことです。彼の手腕に大きな期待を寄せています。

■(公財)日本バスケットボール協会 技術委員会 委員長 東野 智弥
 私がこれまでにバスケットボールを学び、研究してきたなかで、アルゼンチンの男子代表チームは大きなテーマでした。今回、そのチームを率い、オリンピックなどでも結果を出してきたラマス氏を新ヘッドコーチに迎えることができたことは大きな喜びです。
 優秀なコーチだったので、私はずっと追いかけていました。昨年、リオデジャネイロオリンピックで、あの次元の高いバスケットボールを目の当たりにし、本当にこの中で日本が戦えるのか?というのが私にとっては大きなキーでした。30名のFIBA、NBA、NCAAなどで活躍するコーチのリストを持ってリオへ行き、FIBAの方々、優秀なコーチたち、オリンピックで戦っていたコーチたちなどから話を聞き、いろんなアドバイスをもらいました。そこで運命的な出会いが、ラマスヘッドコーチにはありました。偶然にも2011年11月6日、初めてラマスヘッドコーチとお会いしたとき、ロンドンオリンピックへ向けた準備をしていました。偶然にもその時、NBAのロックアウトがあったことで、ジノビリ選手やスコラ選手が、彼が当時率いていたオブラスというチームに来ていました。
 アルゼンチンは日本と身長や状況が似通っているのに、なぜ世界で勝てているのかについて論文を書くために私は行き、インタビューをしました。そこから親身になってくれ、私自身も恋い焦がれるようになってきました。
 今、「日常を世界水準にする」ことを掲げ、ルカ・パヴィチェヴィッチ テクニカルアドバイザーが非常に重要なことを教えてくれています。選手たちもBリーグを通じて素晴らしいゲームをするようになってきました。その中で、本当に選手だけが世界を見据える状況で戦えるのかと問えば、そうではありません。
 以前もお話ししましたが、アルゼンチンというチームは、現在の男子日本代表チームとさほど体格的条件に違いはありません。その点で、体格的に劣るチームが世界で戦うための術を彼は熟知しており、その手腕を発揮していただくことで、男子日本代表チームも飛躍的な成長を遂げるものと信じています。またNBAで活躍したジノビリ選手ら、個性的なタレントに対してもチームを組織として機能させることもできます。国際的な人脈もあり、それらの点でも彼の果たす役割、あるいは彼の存在そのものが、日本にとって大きな財産となるはずです。
 繰り返し述べているように、男子日本代表チームの成長、そして世界的な活躍は、日本バスケットボール界の未来にとって不可欠な要素です。我々は彼を迎え、輝かしい未来に向けて第一歩を踏み出すことができました。JBA技術委員会としても彼をバックアップし、二人三脚で必ずやワールドカップ出場、そして東京オリンピック出場を勝ち取りたいと考えています。今後の男子日本代表チームにぜひご期待ください。

 
■バスケットボール男子日本代表チーム 新ヘッドコーチ フリオ・ラマス

氏 名  : フリオ・セサール・ラマス
生年月日 : 1964年6月9日(52歳)
出身地  : アルゼンチン・ブエノスアイレス

主な指導歴: 男子アルゼンチン代表 ヘッドコーチ
・1997年 FIBAアメリカ選手権大会(※世界選手権 大陸予選) 4位
・1998年 FIBA世界選手権大会 8位
・2008年 北京オリンピック 3位 ※アシスタントコーチ
・2012年 ロンドンオリンピック 4位
・2014年 FIBA世界選手権大会 11位

<ビデオメッセージ コメント内容>
 この度、男子日本代表チームのヘッドコーチに就任させていただくことになり、非常に嬉しく思います。
 このような素晴らしい機会を下さった日本バスケットボール協会に感謝します。協会スタッフおよび選手たちと一体となり、着実にそして継続的に成長していけることを楽しみにしています。チームが潜在能力を最大限引き出せるよう、皆さんと一緒に精一杯頑張っていきたいと思っています。
 日本のバスケットボールにはまだまだ向上の余地があり、私はしっかりと組織だったプログラムの下で進めていきたいと考えています。日本にはエネルギーに溢れ、助け合い、集団的に成長し、チームの一員としてプレイできる若い有望な選手たちがいます。
 今回、日本バスケットボール協会からのオファーを受諾したのは、私の前に提案されたプロジェクトに大きな関心を抱いたからです。なぜなら、そのプロジェクトが魅力的なプロフェッショナルとしての挑戦であるからです。また、日本のような高いプロ基準の中で業務を遂行することは、私がプロとして成長できる機会であるとも感じています。
 私はこの挑戦を興奮とともに受け止め、日本のファンを喜ばすことができるような素晴らしい仕事をしたいと思っています。近々お会いできるのを楽しみにしています。

※フリオ・ラマス 新ヘッドコーチは、6月下旬~7月上旬に来日予定です。
 報道関係者による取材は、来日後の対応とさせていただきますので、予めご了承ください。