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平成29年度全国審判長会議 開催報告

2017年4月14日

4月1日(土)・2日(日)の2日間、全国審判長会議を開催

2日間で約11時間に及ぶ会議となった

 当協会(JBA)では、全国から都道府県/ブロック、各種連盟の審判長を招集し、4月1日(土)~2日(日)の2日間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、平成29年度(2017年度)全国審判長会議を開催しました。

 初日は、田中 博道JBA専務理事/事務総長の挨拶から始まり、各種報告を中心に進められました。①FIBAレフェリー/コミッショナーに関する新しいレギュレーション、②インストラクター制度発足へ向けた準備状況、③トップリーグ担当審判員の選考方法、④S級審査の方向性、⑤2016年度の事業報告、⑥2017年度の活動方針、⑦各連盟からの活動報告、⑧FIBAが2017年3月1日より施行しているルールの変更点、⑨登録規程などについて報告がなされました。

 2日目は、東野 智弥JBA技術委員長による、日本が取り組んでいる強化の方向性と求められるレフェリングについてのプレゼンテーションから開始。その後は技術指導関連の内容が中心となり、審判ライセンス講習を全国一律の内容で行うために、各級の講習時間、内容などの指針を示しました。加えて、ガイドライン(判定基準)や、TOとの連携、そして2PO(二人制審判)・3PO(三人制審判)メカニクス、それぞれの講義の進め方について、実際に使用する講義資料を投影しながら解説を実施しました。

 さらに、試合中に起きる様々な事象に対してどのルールを適用するか、ポジションをどう取るべきか(メカニクス)など、FIBAの指針に基づいた事象解説をJBAから映像とともに配信するウェブサイト、JRS(Japan Referee System)を紹介。JRSは前年度より男女トップリーグ担当レフェリー、B3リーグ担当レフェリーが使用していましたが、今後は都道府県/ブロック審判長へもアクセス権を拡大し、各地の講習会などで活用し、情報共有を進めていきます。

 また、審判員の求められる姿についての講義では、常に“見られる立場”である審判員としてSNSのマナーに関する注意喚起を行うとともに、トップリーグの審判員が試合前に何を準備し、どのように次の試合に備えるかを中心にトップリーグレフェリーの一日を追った映像を上映しました。

 各種報告、質疑応答に続いて会議の最後には、前年度で退任した都道府県/ブロック審判長に対し、阿部審判部長より長年の貢献に御礼を述べるとともに、全員で感謝の拍手を送り閉会しました。

 2日間、計約11時間に及ぶ会議となりましたが、参加者からは充実した内容であったという感想を多く聞くことができました。日本中のライセンス取得審判員がFIBAの指針に基づいて同じ基準で判定することができるよう、今後全国各地で講習会、研修会を開催するとともに、更なる情報共有を進めてまいります。

 
■(公財)日本バスケットボール協会 田中博道 専務理事/事務総長 コメント
 日頃より、皆様には様々な場面で日本協会の活動にご理解・ご協力いただき、深く感謝申し上げます。
 FIBAは、国際審判員を少数精鋭化する方向性を打ち出しています。オリンピックやFIBAワールドカップなどを担当することができる質の高い審判員を排出し、世界における日本の審判員の存在感を向上させるためには、国内のピラミッドの底辺を拡大し、審判員同士が切磋琢磨する機会を増やすことが必要です。さらに、優れた審判員には早いタイミングで経験を積ませ、成長を促すことも求められます。
 皆様には、常にアンテナを張り、日常を世界水準にしていく意識をお持ちいただくとともに、ぜひ、それぞれの都道府県、連盟において審判員の拡大、ならびに質の向上をリードしていただけますようお願いいたします。JBAと致しましても、審判員の強化につながるさらなる情報共有を進めてまいります。

■(公財)日本バスケットボール協会 東野智弥 技術委員会 委員長 コメント
 我々は、世界のバスケットボールに追いつくために「日常を世界基準にする」ことを意識して各年代の強化を行なっています。レフェリーとプレイヤー、コーチはともに協力し、お互いの理解を深めることで持っている力をさらに伸ばすことができると考えています。レフェリーの皆さんも選手やコーチ同様、常に日常を世界水準にする意識を持っていただくことが日本の強化につながります。