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男子日本代表:「第18回アジア競技大会」Window4へ向けた前哨戦となった準々決勝イラン戦は67-93で敗れ、次戦は5-8位決定戦へ

2018年8月27日

プレータイムを与えられ、「これまでとは違う景色が見えてきた」と成長を実感している中村 太地選手

Window4へ向けたアピールの場と捉え、集中して試合に臨んでいる張本天傑選手

 「第18回アジア競技大会」男子バスケットボール競技は本日より決勝トーナメントに突入。準々決勝4試合が行われ、男子日本代表は9月17日(月)にFIBAワールドカップ アジア地区 2次予選 Window4でホームに迎えるイランとの前哨戦。しかし後半に引き離されてしまい67-93で敗れ、2大会連続メダル獲得を逃しました。

 イランはアジアの強豪国であり、12人中11人が7月に行われたFIBAワールドカップアジア地区予選の出場しており、フルメンバーで参加しています。リバウンド数は日本の27本に対し、イランは54本。総得点の半分以上となる54点をペイントエリア内から決められ、完全にインサイドを支配されていました。しかし日本は、11本決めた3Pシュートで反撃し、引き離されても諦めることなく追い上げる場面も多々見られました。

「結果は残念でしたが、良い試合をすることはできていました。第3ピリオドの終わりから第4ピリオドの最初のところで疲れが見え、そこから引き離されてしまい、良い結果で終わることはできませんでした。選手たちが100%の力を出し切って戦ってくれたことは誇れる部分です」とエルマン・マンドーレ ヘッドコーチ代行は全力を尽くした選手たちを労っています。

 FIBAワールドカップアジア地区2次予選で対戦する相手に対し、「前半は良い勝負はできましたが、後半は実力の差が出てしまったと思います。8人しかいないので、体力面や高さの部分でどうしてもカバーしきれないところも正直言ってあります。しかし、8人全員が全力を出して戦った結果なので、悔いはありません」とコメントを残した張本 天傑選手(ダイヤモンドドルフィンズ名古屋)。課題点こそ多く見つかった試合でしたが、スタッフも含めて悔いを残すことなく全てを出し切り、全員がこの結果をしっかりと受け止めています。

 マンドーレ ヘッドコーチ代行は「Window4に向けて、ポジション争いができるような成長が見られています。中村は存在感を示し、高いレベルでも戦えることを自分の力で証明しました」と中村 太地選手(法政大学)をはじめとした若い選手たちを評価し、期待を寄せています。その中村選手は13点・7アシストと活躍。ポイントガードとして、「まずはペイントにアタックすることを心がけ、自分がクリエイトする気持ちを持ってプレーしています」。果敢にチャレンジしているからこそ、「ペイント内に行くことまではできていましたが、そこからの判断ミスであったり、決定力の無さが出てしまいました」と反省点も明確になっています。多くのプレータイムを与えられ、試合に出られているからこそ「これまでとは違う景色が見えて」きており、貪欲に取り組みながら急ピッチで経験を積み重ねています。

 イランに敗れた日本は5-8位決定戦へ回り、次戦は8月28日(火)18:00(日本時間)よりフィリピンと対戦します。今大会途中から、フィリピン国籍を持つNBAプレーヤーのジョーダン・クラークソン選手(キャバリアーズ)が加わり、会場は連日満員の盛り上がりを見せています。中村選手とマッチアップする可能性も高く、「思いっきりぶつかっていっていろいろと学びたいですし、良い結果を残せるようにしたいです。少ないメンバーですが、日本らしさを忘れずにフルコートを走って勝利を目指していきます」と対戦を楽しみにしていました。

 男子日本代表は今大会と平行して、Window3の主力メンバーたちは現在、フリオ・ラマスヘッドコーチの下で国内合宿を行いながらWindow4へ向けた準備を進めています。逆に言えば、アジア競技大会の出場メンバーは当落線上にいる選手たち。張本選手もそのことを自覚しており、「自分たちにとってはここがアピールの場だと思っているので、一つひとつのプレーに集中して、次のWindow4につなげられるようにしていきたいです」ときつい状況もチャンスと捉え、明日も勝利に向かって全力を尽くします。