ニュース

ハヤブサジャパン 平成25年度女子日本代表チーム 第2次強化合宿(アメリカ・ヨーロッパ遠征) vsリトアニア代表 結果報告 -日本はリトアニア国際トーナメントで3戦全勝優勝し、今遠征を終了-

2013年6月12日

 ハヤブサジャパン 平成25年度バスケットボール女子日本代表チームは、5月13日からアメリカ、スロバキア、リトアニアと遠征地を変え、個の強化に力を入れて第2次強化合宿(アメリカ・ヨーロッパ遠征)を実施。

 遠征30日目、リトアニア国際トーナメント最終戦であり、1ヶ月間に渡る今遠征を締めくくるリトアニア代表戦。事前の練習試合では88-80で勝利を挙げているものの、高さと巧さがあるリトアニア代表に油断することなく試合に挑みます。日本は前回の中国戦に続き、激しいディフェンスで相手の攻めを封じこめるが、選手交代等によって生じた隙を突かれたり、オフェンスリバウンドを奪われたりと、何度か逆転されるピンチを迎えます。しかし自ら崩れることなく、しぶとく我慢していく日本は、後半に入るとここぞとばかりにお家芸の早い展開に持ち込み、欲しいところでシュートも決めて一気に突き放します。最終的に68-58、最後まで一枚上手で試合を運んだ日本が10点差で勝利し、全勝優勝を決めて遠征を締めくくりました。試合結果は以下のとおりです。

■ハヤブサジャパン 平成25年度バスケットボール女子日本代表チーム
 第2次強化合宿(アメリカ・ヨーロッパ遠征) 試合結果

■ヨーロッパ遠征 GAME9 vs リトアニア代表
 6/11(火) 17:00~ 会場:Cido arena
 女子日本代表 ○ 68-58 ● リトアニア代表
 (18-13, 13-17, 22-14, 15-14)

 第1ピリオド、立ち上がり、日本は#15王 岑静選手の連続得点でスタート。その後、細かなミスからプレイがかみ合わず浮足が立つも、何とか耐え、#12吉田 亜沙美選手のドライブジャンプショットで逆転に成功する。すると続けて#12吉田選手から#10渡嘉敷 来夢選手の合わせ、#8宮元選手の遠距離3Pシュートなど10連続得点で一気に相手を突き放す。18-13、日本リードで終了。

 第2ピリオド、日本は選手を入れ替えながら様々なパターンを試すが、ディフェンスがアジャストできず、じわじわと点差を詰められる。その後、リードを保とうと何とか耐えて守る日本は、残り4分を切ったところでインサイドから失点、さらにファウルを与えて23-24と逆転を許す。だが直後に#13大神 雄子選手が3Pシュートを決め返すと、その後は互いにシュートを決め合う。31-30、日本が僅かにリードして前半終了。

 第3ピリオド、日本は#13大神選手のフリースローで加点した後、リトアニアに連続3Pシュートを許し、ひっくり返される。その後は点の取り合いとなるが、日本はしぶとくディフェンスで我慢しながら逆転のチャンスを伺う。リバウンドやスティールでボール奪うやいなや、#12吉田選手がアーリーオフェンスを仕掛けると、#15王選手が身体を張って合わせシュートを沈める。逆転からここぞとばかりに日本が畳み掛けると、リトアニアはついてこれなくなり、53-44と9点リードで最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、日本は疲れからかリバウンドが取れなくなると、相手にセカンドチャンスから得点を許す。それでも日本は#9久手堅 笑美選手が攻めてリードを保つが、残り4分にリトアニアの3Pシュートが決まり、59-54となったところで日本は1回目のタイムアウト。タイムアウト後、日本は気持ちを切り替え、#10渡嘉敷選手、#15王選手の合わせ、スティールから#13大神選手のバスケットカウントで再び10点差に突き放す。対するリトアニアも#12がシュートを決めてくるが、日本は#13大神選手が3Pやフリースローでダメ押し。結局10点差をキープしたまま、68-58で日本が逃げ切り、本大会3戦全勝優勝を挙げた。

■リトアニア国際トーナメント 最終順位
第1位 日本(3勝)
第2位 スウェーデン(1勝1敗) ※リトアニアに敗戦、中国に勝利
第3位 リトアニア(1勝1敗) ※スウェーデンに勝利、中国に敗戦
第4位 中国(1勝1敗) ※リトアニアに勝利、スウェーデンに敗戦