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2018年度バスケットボール男子U16日本代表チーム 「クリスタル・ボヘミアカップ」2連覇達成

2019年1月8日

クリスタル・ボヘミアカップを2連覇し、チェコ遠征を終えて帰国した男子U16日本代表チーム

MVPを獲得した岩下 准平選手とともに、ベスト5を受賞した山﨑 一渉選手

 新年1月1日よりチェコ遠征を行っていた男子U16日本代表チームは、本日1月8日(火)に無事帰国。現地で参加した「クリスタル・ボヘミアカップ」は見事に優勝し、昨年に続き2連覇を達成しました。

 3泊4日の直前合宿だけでチームを作り、なおかつチェコに到着後、24時間も経たない中で地元クラブチームのBA Nymburkとの初戦を迎えます。はじめての海外遠征であり、時差ボケも抜けないまま開始5分で4-17と引き離され、その差を埋められずに81-96で黒星スタートとなりました。

 試合後、1時間ほどのミーティングを実施。映像を見返しながら、佐古賢一ヘッドコーチは良いところと悪いところを自己評価させ、「できなかった部分を次の試合で修正できるようにみんなで取り組んでいました」。それが功を奏し、予選リーグ2戦目のMBC Junior Sixers戦は79-61で初勝利を挙げます。試合後のミーティングはその後も続けられ、「自己評価しながら次の試合に備えられたことが成長につながりました」と佐古ヘッドコーチは今大会の勝因に挙げており、ここから快進撃がはじまります。

 1勝1敗で予選2位通過した日本は準決勝に進出。対戦するU17チェコ代表は、予選ラウンドはいずれも20点差以上をつけて勝ち上がってきました。その相手に対し、日本は序盤から互角の戦いを繰り広げます。山﨑 一渉選手 (SF / 千葉県松戸市立第一中学校 3年)は「後半は8点差を追いかける展開でしたがディフェンスを粘って、そこからブレークを出して最後に逆転できた試合はうれしかったです」と振り返り、一番印象に残る試合となりました。

 佐古ヘッドコーチも接戦を制した「この準決勝が大きかった」と話しており、続く決勝戦は100-61で圧勝しました。「初戦でボロ負けしたチーム(BA Nymburk)にしっかりリベンジすることができました。選手たちが目標を持って毎試合戦ってくれたことが大きかったです」と成長した姿を見せ、頂点に立ちました。

 190cm台の選手を9人揃え、オールラウンダーとしてコンバートさせて臨んだ今大会。「オフェンスでもディフェンスでも全員でリバウンドに参加することに対する意識がすごく高かったです。リバウンドを獲った選手がそのままボールをプッシュして、速い展開につなげることはよくできていました」と佐古ヘッドコーチも手応えを感じています。山﨑選手は男子日本代表の国際試合を見ていて、「やっぱりリバウンドで勝負が決まることが多かったです」と意識を高く持って、試合に臨んでいました。他の選手も同様、ポジションに関係なくリバウンドに絡んでいったことも、勝利をたぐり寄せることができた要因です。オフェンスリバウンドに何度も飛び込んでいく小河原 幹太選手 (C /八千代松陰高等学校 1年)のプレーは、スタッフたちも高く評価していました。

 今大会のベスト5には山﨑選手と岩下 准平選手 (PG / 福岡県福岡市立西福岡中学校 3年)が選出され、さらに岩下選手はMVPにも選ばれました。今大会を通じて、「通用した点は3Pシュートやジャンプシュート。課題はブロックしたときにもう一つ工夫をして交わしてシュートを決められるような技術」を挙げた岩下選手のさらなる成長に期待しています。

 本番となる「FIBA U16 アジア選手権大会(以下U16アジア選手権)」(期日・開催地未定)へ向け、幸先の良いスタートを切ることができました。佐古ヘッドコーチは、「今回は準備期間が正味3日しかない中でしたが、本当に選手たちが練習で詰め込んだものを大会でしっかり形として表現してくれたことに感心しています」と労い、このチームは解散しました。この経験をベースに選手たちは所蔵チームに戻り、努力し続けなければなりません。男子U16日本代表は、国内でも様々な経験をしながら頭角を現してくる選手も多い育成世代です。最高のチームを作るための競争ははじまったばかりです。