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ハヤブサジャパン 平成26年度男子日本代表チーム 強化合宿(韓国遠征) 第5戦 vs韓国代表 結果報告

2014年7月1日

出だしからハードなディフェンスで主導権を握ったハヤブサジャパン

田中 大貴選手の3Pシュートがブザービートで決まり、68-65で勝利


 ハヤブサジャパン 平成26年度バスケットボール男子日本代表チームは、6月24日(火)より韓国遠征を実施しています。遠征7日目となった6月30日(月)、忠清北道・鎮川郡にある韓国ナショナルトレーニングセンターにて、今年FIBAワールドカップ(8月30日~9月14日/スペイン)に出場する韓国代表と今遠征2試合目となる練習試合を行いました。

 男子日本代表チームは、韓国代表との1戦目を56-89と33点差で大敗したことにより、そこで出てきた課題を再戦までの2日間で練習して臨みました。28日(土)に行われた延世大学との試合では、積極的にメンバーを起用し、29日(日)の前日練習では、韓国のオールコートディフェンスに対するボールの運び方と2対2の攻め方について修正を行いました。

 韓国代表との第2戦。ボール運びでは石崎 巧選手に頼っていたところを正中 岳城選手との2ガードにしたこと、インサイドの選手がスクリーンをかけてつないだことなどが功を奏し、早く攻めることに成功。また、韓国のオールコートディフェンスに負けじと、日本もオールコートのプレッシャーをかけることで、相手のリズムを狂わせます。出だしで9-3と先手を取ると、岡田 優介選手の3Pシュート、竹内 公輔選手のリバウンド、竹内 譲次選手のゴール下へのあわせ、田中 大貴選手のドライブインなどで日本が主導権を握って試合を進めていきます。

 「ゲームでは、3~5分でも自分の持ち味を出してくれる選手が必要。そういう時間帯で自分のプレイを出せるかどうかが勝利につながってくる。そういうところを意識しながら、プレイタイムはうまくシェアできたと思う」と長谷川ヘッドコーチ。
 日本はこの遠征で現状把握と課題を見つけること、そして、第5回FIBA ASIAカップの選手選考を目的としていましたが、コートに送りこまれた選手たちは長谷川ヘッドコーチから与えられたチャンスをつかみ、その期待に応えるように、積極的なディフェンスを展開しました。同様に、韓国もこの時期はFIBAワールドカップの選考を兼ねていることから、この試合ではベテラン選手よりも、多くの若手にチャンスを与えていました。

 そんな韓国に対して一時は15点のリード。最後は韓国の主力選手に詰め寄られ、残り1分を切って同点に追い上げられるものの、最後は田中 大貴選手のブザービーターの3Pシュートが決まり、68-65で日本に軍配が上がりました。

 試合後、長谷川ヘッドコーチは「今やれていることの精一杯をみんながやってくれた」と一歩一歩、成長している選手たちに対して賛辞を送りました。また1戦目は体のコンタクトの部分で負けて何も対抗することができませんでしたが、たった3日間で修正できたことについては、「アジアの中での高さやコンタクト、強さを知ろうと韓国遠征にやってきました。それを一昨日に体感して知ることができ、2戦目はより良くならなければいけない中で、共通理解の部分を作って対抗することができました。まだ10日間しか練習できてないけれど、この5試合の中で精度は少しずつ上がってきている手応えはあります」とチームが進歩していることへの手応えを語りました。

 今後はハヤブサジャパンのキーワードである「規律、勤勉、協力、実行、情熱」を実行し続け、このチームのテーマである「もっと積極的に闘争心を出す」ことを追求するために、10日後に控えた第5回FIBA ASIAカップ(7月11日~19日/中国・武漢)に向けて、韓国遠征での課題をもとに、チーム作りを進めていきます。

 最後に、実り多き韓国遠征を終えて、石崎 巧キャプテンとリバウンドの要となった竹内 公輔選手のコメントをご紹介します。

■石崎 巧選手 (2得点、4アシスト)
「まずは韓国代表にフルコートでプレッシャーかけられたことに対して、みんなでコミュニケーションを取って、5人で運動量を増やすことを心掛けました。1戦目はパスを出す場所がなくて、ドリブルが多くなったんですけど、そこの部分で決まり事を作ったことで、オフェンスのエントリーができました。短い時間でも多くの選手がコートに出てつないでいけたことも収穫だったと思います。
 韓国遠征で何試合かこなして、自分たちの悪いところが露呈したことによって、『もっと急ピッチでチームを作っていかなくては』という意識が芽生えました。相手も色んなことを試している段階でしたが、そうした僕たちの意識の面での自覚が、3日間で結果を変えられることにつながったと思います。そういう意味では、代表レベルのチームと試合をしたことが僕たちのチーム作りの速度を変えてくれたんだと思います。
 それぞれが、チームに対して何ができるのかという意識が日に日に芽生えてきています。そういう意味では、チーム結成時に比べて、チーム作りの手応えが出てきています。」

■竹内 公輔選手 (14得点、9リバウンド)
「韓国代表との第1戦は大敗してしまい、僕は悔しくて、夜も眠れないほどでした。選手も自信をなくしかけていましたが、練習では長谷川ヘッドコーチの指示をきちんとやることを心掛けました。ガードがボールを運びやすいようにビッグマンがスクリーンをかけたり、そういうことが今日は徹底してできたので、ヘッドコーチを信じてやってきて良かったなと思います。
 韓国代表に関しては、自分たちとサイズの変わらない相手がアジアでトップにいるわけで、自分たちが彼らよりも数段劣っていることを認識することから始めました。韓国代表にはお手本として勉強をさせてもらいたいと思って今遠征に来たので、その姿勢が良かったと思います。そうしたところから、今までの日本とは違うぞというところを見せたいです。」

 今遠征を3勝2敗で終了した男子日本代表チームは、7月1日(火)に日本へ帰国します。次回の第3次強化合宿は、7月4日(金)より開催されます。

■ハヤブサジャパン 平成26年度バスケットボール男子日本代表チーム
 強化合宿(韓国遠征) 試合結果

■韓国遠征 GAME5 vs 韓国代表
 6/30(月) 16:00~ 会場:韓国ナショナルトレーニングセンター
 男子日本代表 ○ 68-65 ● 韓国代表
 (22-14,13-14, 21-22, 12-15)
 ※主な得点者:#10竹内 公輔選手 14点(リバウンド9本)、#15竹内 譲次選手 12点(リバウンド9本)
        #18田中 大貴選手 11点(アシスト3本、スティール2本)、#6菊地 祥平選手 7点