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FIBA女子アジアカップ:準決勝[日本 76-64 オーストラリア]「積極的に攻めて、空いてたら打つのが自分の役割」本橋菜子選手

2019年9月29日

ブロックショット3本の渡嘉敷来夢選手はディフェンスで勝利に貢献

次々と得点を決める本橋菜子選手はゲームハイの22点を記録

 「FIBA 女子アジアカップ 2019」は決勝トーナメントに突入し、AKATSUKI FIVE女子日本代表は準決勝で強豪オーストラリアと対戦。立ち上がりこそ3Pシュートを3本決められ、2-11と先制されます。しかし、日本はディフェンスから立て直しながら点差を詰めていき、第2クォーター終盤に宮澤夕貴選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)が3Pシュートを沈め、31-28と逆転します。第3クォーター、そして第4クォーターのファーストシュートもそれぞれ3Pシュートを決めた宮澤選手は19点を挙げるとともに、15リバウンドのダブルダブルの活躍を見せます。同じく3Pシュートとドライブで大きなオーストラリアを翻弄した本橋菜子選手(東京羽田ヴィッキーズ)はゲームハイとなる22点を挙げ、76-64で日本が勝利し、4連覇まであと1勝に迫りました。

 日本戦のあとに行われた準決勝もう一試合の結果は、中国80-52韓国。決勝戦は日本vs中国に決定。本日9月29日(日)21:15よりティップオフ。BS-TBS、CSフジテレビONE、DAZNにて、それぞれライブで優勝の行方は中継されます。日本の勝利へ向かって背中を押していただくとともに、歓喜の瞬間をお見逃しなく。

 「出だしは良くなかったですが、でもみんながすごくガマンしてくれました」と安堵の表情を見せたトム・ホーバスヘッドコーチ。第1クォーターのフィールドゴール成功率は26.3%の日本に対し、オーストラリアは52.9%の高確率かつ、3Pシュートを3本も決められて15-23とリードを奪われます。対する日本は、最初の10分間で9本放った3Pシュートがいずれも外れました。それでもホーバスヘッドコーチは「40%近く入れば、相手が大変だと思います」とどのポジションからも狙っていく3Pシュートに勝機を見出します。第2クォーター、林咲希選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)、本橋選手、そして宮澤選手がそれぞれ3Pシュートを決め、逆転に成功します。最終的にオーストラリアの7本を上回る9本の3Pシュートを決め、逆転勝利の原動力となりました。

 得点力あるポイントガードとして、その持ち味を発揮しはじめているのが本橋選手です。「韓国戦で3Pシュートが当たったことで自信につながり、空いたら打っていいんだ、という強気な感じになりました。ディフェンスが出てきたらドライブは行きやすくなるので、そこで流れが作れたのではないかと思います」と自己評価します。追いかける展開で途中出場し、「積極的に攻めて、空いてたら打つのが自分の役割」と強気な姿勢で22点、6アシストを挙げる活躍をし、勝利に貢献しました。

 高さで勝るオーストラリアに対し、52:45本で長年の課題であるリバウンドでも日本が上回れたことは特筆すべき点です。15リバウンドを記録した宮澤選手は、「センター陣がボックスアウトをしてくれていたので、そこに3人目として加わってリバウンドを獲ることが今回の自分の仕事でした」と攻守に渡って積極的にボールに絡んでいきます。渡嘉敷来夢選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)も「自分がボックスアウトをするから絶対に獲りに来て」と宮澤選手や他の選手たちにも伝え、チーム全員で協力したことでリバウンドでも勝つことができました。ホーバスヘッドコーチは、「日本がトランジションバスケで走ることができれば、相手はディフェンスに戻りたい気持ちが強くなり、オフェンスリバウンドに行かなくなります」という日本のスタイルもまた、課題克服に直結しています。

 準決勝へ向けて、「昨日の夜から緊張していて、全然寝てないです」と吐露していた渡嘉敷選手。負けてもやり直しが効く予選ラウンドとは違い、「決勝に立つためには絶対に負けられません。3位決定戦ほどやりたくない試合はないので本当にがんばりたいです」と自らを奮い立たせていました。10点は物足りないように感じますが、「フットワークと気持ちでオーストラリアには負けたくないと思ってディフェンスをしていました」と臨み、3つのブロックショットも記録。「相手が大きいからと言ってブロックできないとも思っていません」と強気なディフェンスでスタッツ以上の働きをしています。「自分はディフェンスでどれだけ守れるか、そのあとのボックスアウトを徹底し、しっかり走ることができれば良いと思っています。このチームはシュートが入る選手が多いですから」と身体を張ってゴールを守り、仲間を信じてオフェンスに託しています。

 決勝は中国と対戦。8月に行われた中国遠征で敗れてから「打倒!中国」を掲げて準備し、リベンジに燃えています。

■FIBA女子アジアカップ2019 (FIBA Women’s Asia Cup 2019)

【試合スケジュール】※日本時間
○日本 103-27 インド●
○日本 78-49 チャイニーズ・タイペイ●
○日本 102-61 韓国●
準決勝:○日本 76-64 オーストラリア●
9月29日(日) 21:15 決勝:日本 vs 中国
※決勝はBS-TBS、CSフジテレビ、DAZNにて生中継

○期間:2019 年 9 月 24 日 (火) 〜 29 日 (日)
○開催地・会場:インド・バンガロール (会場:スリー カンティーラバ インドアスタジアム)
○出場国:8か国(Division A)
<グループA> 日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、インド
<グループB> オーストラリア、中国、ニュージーランド、フィリピン