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女子日本代表:第3次強化合宿実施中「ウインターカップに出られなくてもオリンピック選手になれることを証明したい」東藤なな子選手

2021年5月8日

東藤なな子選手(トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)

オコエ桃仁花選手 (富士通 レッドウェーブ)

 5月9日まで行われる第3次強化合宿に励むAKATSUKI FIVE 2021年度バスケットボール女子日本代表チーム。東京オリンピック出場を目指し、メンバーへの生き残りを懸けてアピールを続けるオコエ桃仁花選手と東藤なな子選手の若手2人のコメントをご紹介します。

■オコエ桃仁花選手 (富士通 レッドウェーブ)

(トム・ホーバスヘッドコーチには)3ポイントシュートを求められていると思いますが、まだ自分としては手応えがあるとは思えない状況です。これからの練習でしっかりと精度を上げていかなければいけないです。ドライブではディフェンスを抜くことはできますが、そのあとのフィニッシュを決めきれないこともあるので、最後の最後まで気持ちを切らさずにプレーすることが今の課題です。

ーーWリーグを通じて成長が見られたことで自信になっている部分は?

昨シーズンのWリーグは、自分にとっても大きな1年になりました。チームとしてセンターが少ない中で、自分がやらなければいけない状況はプラスになりました。責任感や私がやらなければいけないという強い気持ちをもっと出していかないといけないなと思っています。メンタル面の成長がこれからの課題です。

ーー3年前のFIBA女子ワールドカップと比較して成長した点は?

FIBA女子ワールドカップ前の選考合宿と今では、プレッシャーが全然違います。3年前は良い意味で何も背負わず、はじめての代表ということもあり、何も考えずに集中できていました。でも今は、オリンピックに出たいという思いが強くなればなるほど、考えすぎてしまっています。
練習中、自分にボールが回ってきたときもシュートを打つときも、その一つひとつがチャンスだと思っています。しかし、そのチャンスのときに今は気負いすぎてしまっています。
メンタル面で3年前よりも厳しい状況にありますが、今はそれを乗り越えようとしてがんばっています。

■東藤なな子選手(トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)

合宿を重ねるにつれてこの環境にも慣れて、リラックスして練習できるようになってきました。自分の得意なドライブを生かしながら、トム(ホーバス)ヘッドコーチが求める3ポイントシュートでもアピールできていると思います。

ーー世界を相手に戦うための自信と課題点は?

アンダーカテゴリーの頃から、スピードを生かした1on1を持ち味として戦ってきました。Wリーグでも、ドライブからフィニッシュに持っていくことはできていると思っています。世界と戦う時は相手も大きくなり、ドライブに対してのマークも厳しくなります。そこからパスを出す精度やフィニッシュを決め切ることが課題になってきます。

ーー最年少ですが、先輩選手たちに対して気負う気持ちや特別な意識はありますか?

最年少なので練習では先頭に立っていますが、自分としては年下だからというのは感じないようにしいています。先輩たちにも気持ちで負けず、年下だから遠慮せずという気持ちで臨んでいます。

ーー東京オリンピックへの思いを聞かせてください。

オリンピックを目指すきっかけになったのは、女子U18アジア選手権に出場したことで北海道予選で負けてしまいウインターカップに出られず、その大会でも中国に負けて準優勝になったときです。世界で戦う厳しさを知り、その後に出場した女子U19ワールドカップ(2019年/8位)では世界で勝つ楽しさも知りました。また、札幌山の手高校がウインターカップに出られない悔しさもあり、そのときにウインターカップに出られなくてもオリンピック選手になれることを証明したいと思ったところから意識しはじめました。そのときから気持ちは変わらずに強く持っています。