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平成26年度女子U-18日本代表チーム 第2次強化合宿(フランス遠征) 第5戦結果報告 -最終戦を快勝し、今遠征を4勝1敗で終了-

2014年9月2日

 第22回FIBA ASIA U-18女子バスケットボール選手権大会に向けて、第2次強化合宿(フランス遠征)を実施している平成26年度バスケットボール女子U-18日本代表チームは、遠征8日目、今までの試合で悪かったところを修正し、良かった点はより良くできるよう話し、今遠征最終戦をLille Metropoleと対戦しました。
 つきましては、下記のとおりお知らせいたします。

■平成26年度バスケットボール女子U-18日本代表チーム
 第2次強化合宿(フランス遠征) 試合結果

■GAME5 vs Lille Metropole
 9/1(月) 17:30~ 会場:Salle Breughel
 女子U-18日本代表 ○ 77-58 ● Lille Metropole
 (12-20, 22-5, 25-17, 18-16)

 第1ピリオド、日本は#7赤穂(さ)、#8篠原、#10三木、#15西岡、#16高田でゲームスタート。立ち上がり、日本はディフェンスが機能せず、なかなか得点を挙げることが出来ない。対するLille Metropoleは、199cmと190cmの長身選手を中心に、インサイドで得点を重ねていく。その後もリズムを掴めない日本は、選手5人を入れ替えて流れを変えようと試みるが、ミスが続き、逆に相手に得点を与えてしまう。14-20、日本は6点ビハインドで第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、日本は最初のスタートに戻し、激しいディフェンスを展開すると、#10三木のジャンプシュートで同点に追いつく。流れを掴んだ日本は、その後もリバウンドから速攻で次々と得点を重ね、#16高田、#8篠原の3Pシュート、#15西岡のゴール下でのバスケットカウント、#9曽我部のレイアップシュートと勢いは止まらない。またディフェンスでは変化させ、相手をこのピリオド5点に抑え、34-25と9点リードで前半終了。

 第3ピリオド、日本はスピードとシュート力で相手を圧倒すると、#15西岡のゴール下での得点、フリースローが決まり、さらにリードを広げる。日本はゾーンプレスからのゾーンディフェンスでトラップを仕掛け、そこから早い展開でレイアップシュートに持ち込む。その後も勢いの止まらない日本は、途中出場の#17赤穂(ひ)の3Pシュートも決まり、59-42と大量リードして最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、日本は1年生の#13宮下、#14梶原、#17赤穂(ひ)、#18梅沢をコートに送り込む。すると#18梅沢が199cmの相手を前に果敢に1on1を仕掛け、身体を張ったリバウンドやドライブでチームの要として活躍を見せる。さらには2・3番ポジションの#13宮下がドライブイン、#17赤穂(ひ)がジャンプショットを沈め、試合を優位に進めていく。その後も最後まで攻め続けた日本がリードを保ち、77-58と大差をつけて快勝した。

 立ち上がりこそ、得点を挙げることが出来ずに苦しんだ女子U-18日本代表チームだったが、第2ピリオド以降、日本本来の激しいディフェンスで相手の得点を抑え、スピードとシュート力を生かした攻撃で勝利を飾ることができた。

※主な得点者
#5 加藤 優希 選手 12点
#9 曽我部 奈央 選手 9点
#15 西岡 里紗 選手 9点

 7日間で5試合を戦った女子U-18日本代表チームは、今遠征を4勝1敗で締めくくり、来月開催される「第22回FIBA ASIA U-18女子バスケットボール選手権大会」に向けて、貴重な経験ができた遠征となりました。
 女子U-18日本代表チームは9月3日(水)に帰国し、その後、9月8日(月)より開催する第3次強化合宿を経て日本代表選手12名が決定します。

■平成26年度バスケットボール女子U-18日本代表チーム
 第2次強化合宿(フランス遠征) スケジュール

日 程:2014(H26)年8月24日(日)~9月3日(水)
    ※出発日:8月25日(月)
渡航地:フランス・パリ

[GAME1] 8/26(火) ○ 67-57 vs Tango Bourges
[GAME2] 8/27(水) ○ 79-37 vs Tango Bourges
[GAME3] 8/29(金) ○ 65-57 vs U-20 Vileneuve d’ascq
[GAME4] 8/30(土) ● 71-74 vs Wasquehal
[GAME5] 9/1 (月) ○ 77-58 vs Lille Metropole