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【世界最終予選特集】 GO FOR OLYMPIC 田中 利佳選手

2012年6月19日

 いよいよ、6月25日から「FIBA女子オリンピック世界最終予選(ロンドンオリンピック世界最終予選)」がトルコ・アンカラにて開幕します。

 3月14日より始動したハヤブサジャパン 女子日本代表チームは、4月1日より本格的に強化合宿をスタート。国内合宿、アメリカ遠征、女子日本代表国際親善試合、トルコ遠征を行い、準備をしてきました。
 合宿や遠征の成果、これから始まる世界最終予選世界最終に向けて、ハヤブサジャパン全15選手の意気込み、ロンドンオリンピックに賭ける想いをご紹介します。

 田中 利佳 (JXサンフラワーズ)

- 最終合宿でのチームの状況は?
 まだ良い時と悪い時の波があります。海外で戦っていくためには、その差がないようにしないといけません。もう少し精度を上げ、もう少し士気を高めていければ、もっと良いゲームの入り方ができると思っています。やるべきことは分かっていますので、本当にあと少しです。

- 4年ぶりの日本代表合宿を過ごしてきましたが、どう感じていますか?
 4年前とは立場が違い、前回は自分のことで精一杯でした。しかし今年は、自分にとっても最後という思いもありますし、得点を獲らなければいけないという気持ちが4年前とは全然違います。

- これまでの経験を、若い選手たちにどのように伝えていますか?
 言葉で伝えることが下手なので、得点を獲ることなど自分のプレイを見てもらった方が学んでもらえることがあると思います。点数に絡むことが自分の役割だと思っています。特に、求められていることは3Pシュートで得点を挙げることですので、空いたら狙うくらい積極的に仕掛けていきたいです。

- 初戦トルコ戦の試合の入り方がカギを握ると思いますが、最終合宿で意識していることは?
 大神キャプテンがみんなに声をかけて、もっと声を出してやろうなど発破をかけてくれます。なので、自分もそこにしっかり乗っいきたいです。

- 田中選手の武器である3Pシュートに対する自信は?
 やっぱりこれまでは波がありましたので、出だしで入ると良いのですが、そこでつまずくとチームとしても点数が伸びず、リズムに乗り切れない試合がありました。矢野選手とも、フォワード陣がポンポンとシュートを決めると波に乗れるので、そこは意識をしてプレイしようと話しています。

- 本番が近づくにつれて、日本代表の重みは変わってきていますか?
 近づくにつれて責任感や重圧は少しずつ増しています。自分の1本のミスで流れが変わってしまうかもしれないので、そこは練習からしっかり自覚していかなければ本番でもできません。残りわずかですが、練習中からもっと意識を高めて、集中して取り組んでいきます。

-オリンピック出場へ向けた意気込みを!
 自分のやるべきことは、ディフェンスから速攻へ展開し、3Pシュートをビシャッと決めることです。それだけを意識して、しっかりやっていきたいです。

- ファンの皆さんへメッセージ
 もっともっと自分のプレイを見てもらえる機会を自分で勝ち取れるように、世界最終予選では頑張ってきます。応援よろしくお願いします。